マスコミによるレッテル。目黒虐待の犯人は悪くない。叩くだけでは解決しない社会問題。

マスコミは、一つのレッテルを貼りたがる。
世の中には、いい人も、悪い人もいない。全ての人には、いいところも悪いところもあるわけで、
それらは見る人の立場にとっては逆になることもある。
分かりやすいのは、金正恩は北朝鮮では神様で、日本では独裁者である。
どちらも事実で、それぞれの解釈が違うわけである。
日本では戦前までは天皇は神様だったわけで、本気で信じていた人も多数いたわけである。
ゆえに、我々は北朝鮮を笑うことはできない。
五体不満足の乙武君は、「清く正しい障害者」というイメージをマスコミは作り出したいわけである。
ゆえに、不倫問題が明らかになった時のバッシンングはひどいものであった。
彼に問題があったかといえば、あったと思う。
それは安易に政治家になろうとしたことである。日本で政治家になるということは、
清廉潔白を求められるわけで、それに対する準備ができていなかったと思う。
その隙をつかれてしまったわけだ。
彼らマスコミも商売だから、とにかく安易に売れる記事を書きたいわけで、うまくやられてしまったわけであ
る。
マスコミによるレッテルが貼られていない唯一の人は、ビートたけしであろう。
彼にしても、若いころは犯罪を犯し逮捕もされ、バイクの不注意で大怪我をしたり、
相当な禊ぎをしているわけで、もう何もいえないというレッテルが貼られているわけである。
何がいいたいのかというと、犯罪者だって、いい面がたくさんあって当たり前だということだ。
逆に、神様みたいなひとなんて存在しないわけである。
誰も私生活にそんな大差はないのである。
最近でいえば、目黒の虐待死事件の母親は悪魔のように報道されているが、彼女にだって優しい部分は
あったと思う。虐待というのは憎くてやっているのではなくゆがんだ愛情なのである。
仮に取材記者が、そういう彼女の優しい面に気づいたとしても記事になることはない。
辻褄があわなくなるからだ。一方的な視点になってしまうのである。
完全にマスコミから消えてしまったが、元衆議院議員の豊田真由子氏がすべてにおいて、最悪だったとは
思わないが、報道だけを見ると悪魔である。生きる資格などないような気にもなる。
あなただってそうだろう。
すべてにおいて完璧ですか?他人にいえないこともあるでしょ?
誰もそんなに変わらないものである。
最近、和歌山カレー事件の真澄の息子の手記を読んだ。
けっこういいお母さんだなあと思った。
私はカレー事件は冤罪だと思っているが、保険事件で男をひとり殺したのは事実なので、
死刑ではないが、無期懲役くらいだと思っている。(それは別問題)
マスコミの報道に振り回されるのは本当によくないと思う。
私はワイドショーは基本的に見ないようにしている。
そういう事件は、新聞で概要だけを把握して、あまり詳細に立ち入らないようにしている。
何も得るものがないからだ。
本当に悪い人も、本当にいい人もいない。いるのは普通の人間だけである。
その人と、まわりの人間の解釈だけが違うのである。

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