宮迫は生ける屍(しかばね)だったのだ:生きる目的とは、人生観

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なぜ宮迫がああいう事件を起こしたのか、
独自の考察を述べさせてもらう。
人間は、目標がなくなると、生きていけない生物なのである。
ある程度、年齢をとって目的のない人間は、物理的な死を迎える。
それもあっけなく。
宮迫はすでに人生の目標を達成してしまっていたのだ。
もう少し年をとっていたら、死んでいたのだろう。
数年前に、ガンで入院したことがあった。
本当はあの時に、死んでいたのかもしれない。
でもなんか偶然が重なり、死なずに生きてしまっていたのだ。
考えてみるとわかるが、
明石家さんまも、ビートたけしも
貪欲である。まだまだ感が溢れている。新たなチャレンジをし続けているのは
明らかである。
宮迫は、笑いに貪欲ではない。アメトークをこなしているだけで、現状維持をしようとしている感が
満載である。
家も買ったし、高級時計ももっているし、タレントとしての地位も築いている。
それを維持することを目的にしようとしていたのだろうが、
それは目標ではない。
こういう事件を起こすことによって、ようやく生きる目的を見つけたのである。
おそらく彼の人間としての本能なのかもしれない。
彼を死なせないために、あえて苦境をつくったのである。
今、彼は楽しくてしかたがないはずである。
今まで通りの状態に戻すことはなかなかできないだろう。
いきなりこんな素晴らしい生きがいができたのだ。
芸人は人を笑わせることが目的なわけである。
金を稼ぐのは目的ではない。
それがいつしか、好きでもない女房の機嫌をとり、家族のためにいい人を演じ、
人並み以上の収入をもらい、後輩芸人からは慕われ、なんとなく居心地のいいポジションに
収まったので、それでよしと思い込んでいたのだ。
彼の本能は、
もっと挑戦して新しい笑いをつくりたい、という風に感じていたのだ。
ビートたけしは、バイク事故や、フライデー襲撃事件を起こし、そこから本物の芸人になった
わけである。
それに比べれば、宮迫の問題は屁のようなものだ。
アメトークの司会は誰にでもできる。
彼にしかできない笑いを、まだ彼はつくっていないのだ。
ちょっと違うが、酒井法子と似ている。
一流の歌手だった彼女がまさか覚せい剤をやっていたなんて、
誰も思わなかった。
もうテレビで見ることもないが、彼女は今充実した人生を送っているようにみえる。
「あのころにもどる」という達成できない目標にむけて努力しているように見える。
人間は目的がないと生きていけないようにできている。
目的を達成してしまうと、生きる意味がなくなるのだ。
ゆえに目標は高すぎるくらいがいい。
まとめると、
宮迫は人生の目標を達成してしまい、抜け殻のような状況だった。
このままでは彼は死んでしまうので、彼の生きようとする力が
この事件を引き寄せ、新たな目標をつくることにより、
彼は延命できたのである。
おそらく心からこの事件があったことを感謝する日がくるはずだ。
吉本の社長のやり取りを公表した時思った。
「あれだけの大会社の社長を手玉にとるなんてすごいやつだ。並じゃない。
彼が本気で何かをやればすごいことができる」
おそらく、多くの人がそう思ったはずである。
世の中に偶然はひとつもないのだ。

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