全ての選手が涼しいところで走りたいわけではない。
競馬でいえば、雨が降って環境が悪化した時に力を発揮する馬がいる。
「普通の状況では勝負できないけれど、酷暑であればなんとかなるかもしれない」と
考えて練習してきた選手もいるはずである。
逆に、「あの暑さではちょっと無理だ」と思い、諦めていた選手も居ると思う。
相対的に1位になればいいだけで、多少暑くてもそれが自分に有利に働くなら、
むしろ嬉しい選手もいたはずである。
なんとなく察すると、IOCの会長が贔屓にしている選手が、暑さを苦手にしている
のではないだろうか?
多くの選手は、やっぱり暑いのは嫌だと思うのである。
出場選手で多数決をとれば、おそらく札幌になると思う。
まあ、権謀術数の世界なので、IOCの真意がわかることはないだろう。