願望が現実化した体験(大学受験)

自分がそうなりたいと心から思っていた願いは必ず実現する。
現在、53歳の私であるが、振り返ってみると、すべて実現していることに気づいた。
私は不登校だったので、2年遅れで普通科の高校に入学した。
今ならたいして珍しくもないが、三十数年前だったので、かなり特殊だった。
現に、1歳年上の奴さえ、学校に誰もいなかったのを思い出す。
中学校でクラスメイトだった奴らは、高校3年になっていた。
私は新入生である。
私の入学した高校は志望校ではなく、二次試験でようやく合格した新設校だった。
私は「いい大学に入って、あいつらを見返してやろう」と思った。
あいつらとは、私が不登校になった原因である、中学時代に私をいじめたやつらである。
私は本気で勉強した。人生で一番勉強した。
早稲田大学に合格したら、ぜったいに見返せると思った。
多くの人は、「現役では無理だ」といった。
担任の先生は冷静で、
「二浪すれば、社会科学部だったら受かるかもしれない」
といった。二浪したら、もともと2年余計に年をくっているので
四浪と同じなので、そんなことはありえないと思った。
だから必死で勉強した。
私が合格し入学したのは、東海大学政治経済学部である。
偏差値は当時50くらいだった。早稲田の社会科学部は60くらいだったから、
かすりもしなかった。
私は「夢は実現しない」と思った。かなり落ち込んだ。
人生観が変わったくらいだった。
その後、私はいろいろあって、(詳細は下記の本に記載しています。私の自伝です)
大手広告代理店に入社した。
入社して、4年目に、中学の時の同窓会があった。
クラスメイトの誰よりも、私の会社が一番有名だった。
早稲田を卒業していたやつもいたが、就職先は名前もしらない企業だった。
私を当時いじめていたやつが私のところにきて、
「お前反則だよ。なんでそんなことができるんだ」といって、
私の肩をポンポンと叩いた。
当時、もう入社4年目である程度の仕事も任されていたので自信満々だった私は、
「勝った」と思った。
その時気づいた。「俺の願望は達成された」と。
まあ、これはろくなものではないと思うが、いい悪いにかかわらず、本気の思いは必ず現実化されるのだ。
別の視点で見ると、自分を見下していたやつを見返してやろうとするモチベーションはとても
くだらないものだと、あとになって気づいた。
だって、そうである。私を見下すようなやつは、ろくなやつではないし、大した人間ではない。
そんな奴のために貴重な人生をつかうなんて、とてもくだらないことだ。
恥ずかしい話であるが、それに気づいたのはけっこう最近である。
少なくとも50歳を超えて以降の話である。

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