高校野球はもっと真剣に金儲けを考えろ!

夏の風物詩である高校野球は日本文化の一部である。大きく2つの問題があると思う。1つはビジネスとして中途半端であるということだ。おそらく日本国内スポーツコンテンツの中でもトップクラスの人気である。プロバスケよりもはるかに上だろう。にもかかわらず、金額的に大したビジネスになっていない。一流高校の監督なんかは、プロと同等かそれ以上の能力を持つ人も多くいるにもかかわらず、彼らの待遇は普通の教師と同じであり、「仕事があるだけ感謝しろ」的な扱いである。これだけの人気コンテンンツが、マネタイズができておらず、その莫大な利益が現場にほとんど還元されていないことが最大の問題だと思う。米国であればアマチュアの指導者で1億円程度の年俸をもらっている人はざらにいる。それは組織がしっかりしており、放送権料等の再配分がうまくいっているからである。二つ目は、レベルが全然違う話であるが、県代表選問題である。例えば山梨は30数校で、神奈川は180である。数の問題だけでなく、学校のレベルの差もあるはずなのに、1県1代表となっているわけだ。どう考えても不公平である。この問題を改善するには、エリアで○○校というように、近畿エリア、中部エリア・・・・エリアで区分けし、ちょうどサッカーワールドカップのような設定が一番合理的で納得性が高いと思う。単純に参加校数に比例して決めるのではなく、強いエリアからより多くの学校を出すようにすればいいのだ。とても簡単である。でもこれが実現する可能性は低いだろう。既得権者の利益が優先されるからである。これだけ人気のあるプロ野球が現状でもたった12球団しかないのが、既得権者のエゴが優先されている証左である。サッカーでさえ、J118チームである。しかも、J2、J3まであるのだ。日本社会は既得権者にとても寛大である。この視点を変えることがとても重要であると思う。

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