犬で暇つぶしをしているカップルは、人間の養子をもらってください。あなたが飼っている犬のせいで、毎日殺されている犬がいます。

アメリカ人の高齢の夫婦は、日本人では信じられないくらいの率で
養子とか里子をもらっている。

アンジェリーナジョリーとか、トムクルーズとか枚挙に暇はない。
日本人は、「あれは特別な大金持ちだけだからできるんだ」と思っている人が多いと思うが、
正確な数字は知らないが、私が米国に住んでいた時、ある程度収入のある仲のいい高齢の夫婦が
養子を持つか、里親をしている率は50%くらいだったと思う。
失礼ながら、私の肌感覚では、犬猫を飼っているか、子供を育てるかくらいの感覚で
米国人は子供を育てているような気がした。
一方で、日本で養子をもらったり、里親になっている実例を私は知らない。(いるのだろうが)少なくとも、私の知り合いではいない。
この理由について私なりの見解がある。
私以外の人がこういう意見をいっているのを聞いたことはないが、おそらく正しいと思う。
答えは、税制の違いである。
どういうことかというと、米国では基本的に実子には相続権がないのだ。
配偶者になるのだ。
具体的にいうとわかりやすい。
ジョンレノンは若くして死んだ。その財産はすべてオノヨーコにわたり、
前妻の子供である、ジュリアンレノンには1ドルもいっていないのだ。
18歳になって大人になったら、基本的に別人格になるというのが米国流なのである。
もちろん、特別に遺言書があったり、配偶者がいなければ子供に相続権はいくが、
そうでなければ夫婦間での相続になるのだ。
離婚率も高いので、最後まで自分を産んでくれた母と結婚を続けているケースのほうが少ないのである。
ゆえに、子供は養子をとろうが里子の面倒をみようが無関心なのだ。
日本の場合は、もし余分な子供が増えれば自分の取り分が減ると思っているから反対するのである。
仮に里子でも、情が移り養子にでもされたらたまらないと多くの子供は考えるからである。
このような状況で、養子やら里子なんかもらえるわけがないのだ。
日本では不妊のカップルがたくさんいるが、母親の子宮を借りたり、代理出産をしたり、
なんとか自分の子供を産もうとする人が多い。
世界中には親のない子供がたくさんいるのだから、そういう子供を育ててあげるほうが
よっぽど世界貢献になるはずなのに、そういう発想さえ出てこないのは、実は税制が問題なのである。
毎年日本では数十万人の赤ちゃんが人口中絶で殺されている。
一方で子供が欲しくても、持てない人もたくさんいるわけである。
私の体験でいうと、人生で一番楽しいアクティビティは子育てである。
これほど楽しいことはない。(少なくとも私にとっては)
だからもっとやってみたいと思うわけである。今、長男が17歳で、次男が13歳だから、
もうだいぶ手がかからなくなってきた。
私は今、53歳であるが、もう一人か二人は子供を育ててみたいと思う。
理由は楽しいからだ。子育てに向いている人とそうでない人はいる。私は明らかに前者だと思う。
だから、もっとやってみたいのだ。
アメリカにいる時の大学の先生は白人の高齢の女性だったが、25歳の黒人の里子がいた。
ある日、授業にきて、いろいろと話をしてくれた。
「普通にお母さんのことを大好きだ」といっていた。何の違和感もなかったのを覚えている。
なんか素敵だなあと思い、アメリカという社会が日本より成熟していると感じたのである。
日本で多くの人が子供の代わりに犬を飼っている。
ああいう人の半分くらいが人間の里親になると、日本はもっと良くなると思う。
犬を大事に育てることができる人は、人間も大丈夫である。こたえはどっちも同じだからである。
感情があるし、こっちの気持ちもわかるし、違うのは文字が読めないことだけである。しゃべれるし、
こっちのいっていることだってわかる。
税制を変えれば、この問題はすぐに解決すると思うが、反対する人が多いだろう。それは
繰り返すが、分け前が減る子供たちである。日本は、とにかく既得権者に有利にできている社会なのだ。
私の本である。

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