N国党立花さんの出馬の理由は、衆議院選挙での撒き餌なのか?

政治の裏側

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埼玉補選にN国党の立花さんが出馬したが、彼の当選は確定したようなものだ。
元知事の上田清司氏は顔面蒼白である。
上田氏は新自由クラブ→自民党→新進党・・・・埼玉知事になった人であり、
基本的には反自民系の保守系候補であり、今回の選挙では
国民民主と立憲民主が事実上の支援をしていたわけである。
自民党は本来、独自候補を出すべきなのであるが、見送った理由は憲法改正問題である。
安倍首相のライフワークである憲法改正は、今の自民党の最重要課題である。
憲法改正のために、衆参両院で2/3以上の決議をとらないといけないのだ。
実は上田氏は「改憲に賛成」であり、何が何でも改憲のための参議の1票を確保したい自民党に
とっては「改憲に賛成」してくれるのであれば誰でもいいと考えているのだ。
でも、内心、多くの自民党員は上田さんに不満を持っているのである。
そりゃそうだ。基本的に敵であるからだ。
そこにN国党の立花さんが出馬するという。
彼は、比例で当選した議員なので、辞職しても名簿の2位だった人が繰上げ当選するので、党としては
議席数は変わらず既存の議席を持ち続けるのである。

無風で安心しきっていた上田陣営をみて「勝てる」と読んだのである。エリア的にも埼玉は
N国党の支持者も多いのである。
立花さんは「改憲に賛成」とはっきりいっているので、自民党にとってみると、
立花さんが当選すれば、立花さんの1票+もともとあったN国党の1票で、合計2票が改憲票が確定するのだ。
(そのかわり、NHK改革に手を貸さないといけないが、それは程度問題と思っているのだ)
しかも相手は、本来は応援したくなかった立憲民主や国民民主が押す上田さんである。
しぶしぶ応援しようと思っていたら、思わぬ「立花さん」という人が現れたわけである。
上田さんが当選したら、どうせ自民党に入るのであろうが、強気にけっこういろいろな条件をつきつけてくるだろう。
だったら、立花さんのほうがマシだろうという考えである。しかもおまけの1票もある。
将棋でいえば、「もうつんでいる」状況である。
自民党は何もせずに、ただ見守るだけである。
上田さんは、「終わった」と思っているはずだ。
立花孝志さんは、機を見るに敏な男である。

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