酒鬼薔薇聖斗について:彼が普通に社会復帰できる世の中になってほしい

事件の深読み

絶歌 神戸連続児童殺傷事件 [ 元少年A ]楽天で購入


酒鬼薔薇聖斗。

戦後の代表的な猟奇的な殺人事件である
神戸連続児童殺傷事件の犯人である。
彼は出所し、今も生きている。
事件を犯したら、もう生きていくことはできないのか?
日本には死刑制度があるから、
成人した人間が凶悪犯罪を犯せば、たいてい死刑になる。
彼のように未成年であれば、
死刑にはならずにいつかは社会に出てくるのだ。
普通に社会で生きていくことはできない。
どこに勤めても、素性がばれたらすぐにクビになるわけだ。
「不当解雇」と訴えることもできない。
ボランティアや、公共の力を借りて、どうにか生きていくより道はないのだ。
ある意味、生きるより辛いわけである。
本人よりも、こういう場合、家族が自殺してしまう例がたくさんある。
宮崎勤の父親も、佐世保女子高生殺人事件の父親も自殺している。
反省とは何だろうか?
謝ればいいのか?
お金を払えばいいのか?
刑務所で一定期間過ごせばいいのか?
被害者の家族が「許す」といえばそれでいいのか?
永久に罪は消えないのか?
許さないとすれば、殺すしかないわけである。
殺してしまうと、すべては終わりであり、また犯人と同じことをしているわけである。
まずは許すことであると思う。
少なくとも、一般の人と同じように、仕事や生活ができるようにしてあげないといけない。
よく「被害者の人権よりも、加害者の人権のほうが配慮されている」という人がいるが、
両方大事である。
あらゆる差別はなくさなければいけないのに、
元犯罪者への差別行為は社会的に許容されているように感じる。
凶悪犯罪者に対してそれは顕著に現れているが、
基本的には元犯罪者に対する風当たりは、とても強いと思う。
ストレスのはけ口になっているのだと思う。
ストレスがたまる社会にも問題があると思う。
みんな自分のことに精一杯で、他人のことにかまっている余裕はない。
まして、犯罪者なんかに気を使っている余裕はないと考えている人が多いのだ。
私はこの社会がより良くなってほしいと心から思っている。
少しでもよくなってくれればいいと思う。
自分の子供と、その友達と、その家族が幸せになってもらいたいのだ。
それは、日本だけでなく、海外の国も同じである。
世界中の人が、今よりも少しでも幸せになったらいいと思う。
だから、元犯罪者も許したほうがいいと思う。
少なくとも法律的な罰は受け終わっているのであれば、一般の人と同じように
生きられるようにしないといけないと思う。
そのほうが、今よりもいい社会だと思うからである。
今よりもよくなるのであれば、別のアイデアでも全然かまわない。
とにかく、少しでも今よりは、よくなるように動くべきだと思う。
大切なのは、特定の人の利益のためではなく、少なくとも過半数以上の人のためになる
という視点である。

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