天皇陛下が即位された。
今生天皇は立派な方で、皇室としての仕事をしっかりと、やっていただいており、
国民として尊敬させて頂いている。
天皇陛下と雅子さまにとって、最大の心配事は愛子さまのことだと思う。
女性として天皇になるかどうかは別にして、皇室の女性というのは本当に立場が曖昧なのである。
結婚すれば、基本的に皇籍から離脱されて、一般人になるわけであるが、
「それが伝統であり当然のこと」なのであろうかと私は思う。
給与という形では支給されないが、皇室にいるかぎり、様々な仕事があるわけで、
公費もでるわけである。
ところが一般人になった時点で、基本的には皇室関連の仕事はなくなってしまうのである。
過去に表立った例は少ないが、離婚した場合にはさらにややこしくなるのである。
実家である天皇家に戻るのはいいのかもしれないが、肩身が狭いことは間違いない。
ということは、何があっても一回結婚したら、絶対に離婚しないようにするのだろうか。
それは人権をあまりにも無視していると思う。
イギリスのエリザベス女王は、離婚しようが再婚しようが身分は変わらないわけである。
日本の皇室の女性はとても不安定な立場であり、私は不公平だと思う。
明らかに憲法違反だ。
伝統と人権は、人権が優先されるべきである。
でも、こんな話を自分からいえるわけがないではないか?
それこそ、忖度するべきことである。
お金や立場だけの話ではない。令和の時代にあった人権と配慮が必要であると私は思う。
個人的な意見としては、
理想的には女性皇族自身の判断で、自由にしてあげるのが望ましいと思う。
皇籍から離脱するのも、戻ってくるのも、自由にしてあげればいいと思う。
勝手に想像するに、天皇陛下も雅子さまも、愛子さまを天皇にしたいとは思っていないと思う。
でも今のままでは、なんか不安定な気がする。
天皇陛下の妹さんの、黒田清子さんは皇室を離れているが、もっと皇室の仕事をしたほうが、
ご本人にとってもいいと思う。
日本の皇室が基本的に男系で継続してきた伝統は知っている。それはそれで、
すごいことだと思う。でも、どう考えても、今の制度は女性差別だと思う。
雅子さまの最大の心配事は愛子さまの将来:天皇家のことも考えよう。彼らは特権階級ではない。
