一番感動した映画、ロッキー。中学生でみて人生観が変わった。

日常の出来事


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人生で一番感動した映画は、ロッキーとロッキー2である。
なぜ二本なのかというと、
東京都三鷹の映画館で二本立てで連続で見たからである。
1980年ごろ、15歳の時に、見たのだ。
当時不登校で学校に行っていなかったので、時間はくさるほどあった。
平日の夕方に映画館に入り、ロッキー2が終わった時は、20時くらいだったと思う。
涙が止まらなかった。最初に感動したのはこの日だったかもしれない。
映画を見終わった後に、プログラムを購入し、貪るように読んだ。
スタローンのコメント、「明日は今日より素晴らしい」は、いまでも
はっきり覚えている。
そしてそのままレコード屋に行き、オリジナルサウンドトラック版を両方購入し、
擦切れるほど聞いたのである。英語の辞書を片手に挿入歌の
「YOU TAKE MY HEART AWAY」 
の意味を調べたことが懐かしい。
その日、映画館で買ったポスターは、浜田山にある私の実家の私の部屋に
40年経った現在も飾ってある。天井に貼ったので、
そんなに劣化していないのだ。(近日中に写真UPします)
そこには”Why do you want you fight?” と書いてある。
「なぜ、お前は闘うのか?」
人生のどん底から、這い上がる話である。
この映画は、この映画の主演、原作、脚本のシルベスタースタローンの人生とかぶっているのだ。
彼自身もまた、どん底から、この映画によって、超一流のハリウッドスターにのしあがるのだ。
ところが、スタローンの人生は、映画のロッキーと同じように、
そんなに順調にはいかないのだ。
極貧を支えてくれた最初の妻とはすぐに離婚し、
ロッキー3に出演した、ロシア系のブリジットニールセンと再婚し、すぐに離婚する。

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スタローン自体は、実はアクション映画ではなく、社会派の映画作品をつくりたいのであるが、
そういう映画(社会派)はことごとく失敗するのだ。
(例:フィスト、パラダイスアレイ等)

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世の中は、スタローンに対して社会派俳優を求めてはおらず、ロッキーで見せた鍛え抜かれた肉体を
使った、アクション俳優を求めているのだった。
多くの葛藤があったはずだが、スタローンはどこかで決心をして、
世の中に迎合する。
ランボーは、アクション俳優としてのスタローンの集大成である。

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このあたりから、スタローンは吹っ切れたように、アクション俳優の道を進んでいくのだ。
最初のころ、ロッキーで見せた、もの哀しい雰囲気がかけらもない時代が続く。
スタローンも晩年になり、アクション俳優としては、肉体的に演じることができなくなり、
最近の作品ではとてもいい味を出すようになった。
「クリード」では、枯れた元世界チャンピオンを、とてもいい感じで演じている。

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肩の力が抜けきっていて、それでいて、本当はやさしい
強い男を表現している。これが本当のスタローンであり、
彼が演じたかったキャラクターなのではないかと思う。
私自身の気づきとしては、
私はロッキーが好きなのではなく
シルベスタースタローンが好きなのだということ
彼の人生を、映画の役柄を通して見て楽しんでいるのだ。
極貧から這い上がろうとしている時がロッキーで、
這い上がったのがロッキー2である。
自分の思い通りに行かないで悩んでいる時が、「フィスト」であり、
金儲けのためと開き直ってのが、ランボーであり、ロッキー3以降なのである。
その後、歳をとり、いい年齢になり、
本当にやりたかった演技を、「ロッキーバルボア」や「クリード」で
演じれるようになったのだと思う。
リアルアメリカンドリームは、シリベスタースタローンである。
彼を尊敬している。大好きである。

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