子供の宿題をやってあげる、かわいい思い出

ちょっと笑える話


「宿題があるんだけど、なんにもやってない。どうしたらいいかな?」といってきた。

「昨日行ってくれればいいのに、もう7時40分だから、30分もないよ。それで、どんな宿題なの?」

と聞いたら、

「なぞなぞをつくって、クラスで発表するんだ」

ということだった。

「わかった、じゃあ俺が、小学一年生が考えたようななぞなぞを考えてやるから、ちょっとまってて」

といったら、とびきりの笑顔になった。

私が真剣に考えていると、長男が、

「ねえ、ねえ」

と聞いてくるので

「なんだよ?」というと

「パパの好きなポケモンって何?」

「ポッチャマ!ちょっと考えさえてくれ、宿題できなくてもいいの?」

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と、しばらくして

「できたぞ、こんなのでどうだ? 『道路のそばにあって、赤や黄色や青色にかわるものな~んだ』 」

我ながら、いかにも小学一年生が考えそうななぞなぞだなと思ったのであるが、

息子の顔を見ると、なんか変な顔をしていた。

私はなんとなく察しがついて、

「じゃあ、この問題の答えは何かいってみろ」と尋ねたら

しばらく考えて、自信なさそうな声で

「カメレオン?」

との返答。

「この国は日本だ。道路でカメレオンを見たことないだろ。アフリカだったらそれでいいかもね。こたえは信号」

その日、授業できちんと説明できたかどうかは、聞くのを忘れてしまった。

高校3年になった彼にその話をしても、「覚えてない」とそっけない。

そういえば、彼が中1の時のちょうど今頃、夏休みの宿題が膨大に残ってて、どう考えても9月1日までに間に合う量ではない

漢字の書き取り問題があり、それを半分くらい私がやったのだ。

原稿用紙で40枚くらいびっちりと漢字を書くのだ。彼が試験の成績が悪いから雪だるま式に増えてしまったのだ。

きれいな字で書くと、ばれるから、わざと汚く書いたのである。

そうしたら、彼から

「先生に『やり直せ』っていわれた」

と、提出したあとにいわれた。

「おれが書いたってバレたのか?」

と聞いたら、

「あまりにも字が汚いから、書き直せって」

とのこと。

「もういいよ。自分でやってくれ。」

ということで、それ以来、彼の宿題を手伝うことはなくなった。

彼は、大学の付属高校に通っており、9月に推薦入試があるのだ。

毎日がんばって勉強している。

私は、「自分のやりたいように、やればいいよ」とだけいっている。

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