金正日を殺したのは息子の金正恩

既得権者利益


北朝鮮の金正恩は父である金正日が亡くなったため、
トップの座についたわけである。
それからは、父をもしのぐ独裁者として奮闘しているわけだ。
独裁国家なので、無論、詳しい情報など入るわけもないから、
大本営発表からしかわからないわけであるが、
死因は心筋梗塞で、
年齢は69歳である。
こんなことあるわけないではないか。
心筋梗塞は、心臓の血管がつまってしまう病気であるが、
彼は同国最高の医療に守られて生活しているわけで、
そういう事態は想定されていて当然である。
常時、最高の医師団が彼のまわりにいたはずである。
心臓がとまったとしても、人工心肺でつなげば、一瞬でokである。
ありとあらゆるリスクについて考えていたはずで、
自爆テロくらいしか、そんなに簡単に死ぬリスクはなかったわけである。
でも事実、彼は死んでしまった。
彼の遺体は今でも保存されているから、もし北朝鮮が崩壊した時に、検死すればすぐに死因は
わかるだろう。
普通に考えれば、
実際にもしかしたら、心筋梗塞で倒れたのは事実かもしれない。
あれだけ太っていたから、あまり節制はしていなかったはずで、成人病のリスクはあるわけである。
何らかの疾病で、病院に入院し、意識不明か全身麻酔を受けた状態になった可能性は高い。
米国では、大統領に万一のことがあった瞬間に、その権限は副大統領に移動するのである。
日本国では、それは官房長官である。
側近は、その情報をナンバー2である当時の金正恩に伝えたわけである。
横たわる父親を見て、彼は医師に命令し、毒薬を注射したのだと思う。
無論、そこにいた関係者はすべて事後に殺したはずである。
それがバレたら大変だからだ。理由はいくらでもつくることができる。
普通に考えよう。
あの国では、トップ1名以外は全員殺される可能性がある。
現に、金正恩はナンバー2のおじさんを、死刑にしたわけではないか。
父が生きていた時の金正恩は、そのおじさんと同じ立場だったわけである。
自分自身が生き残るためには、父が生きていることが最大のリスクなのだから。
至極、合理的な、あたりまえのことをやっただけである。
同じ状況下で、100名の人間がいれば、70名くらいは同じことをするだろう。
30名は腰抜けである。
いつ気まぐれが起きるかわからないのだ。突然、「お前はダメだ」といわれたらおわりである。

彼の兄がいい例だ。兄が後を継ぐ可能性だったあったわけだ。

結局は、その兄さえも彼は暗殺してしまうくらいだから、

どれだけ怯えていきているのかが想像できる。

半分血のつながっている兄を殺すことができるということは、
父を殺すことも同様にできるということの証明でもある。
豊臣秀吉が、自分に息子が生まれたら、邪魔になった甥の秀次を切腹させたのは有名な話である。
実は私も同じような状況だったことがある。
私の父は会社の経営者で独裁者だった。
その会社に取締役で入ったのであるが、彼のご機嫌をとるのに本当に疲れてしまったものである。
戦国時代ではないので、殺されることも、殺すこともなかったが、結局その会社は
やめることになってしまったので、金正恩の気持ちはよくわかる。
というよりも、すごく普通の感覚である。
金正恩は我々のような多くの日本人とは全くちがうのだ。
つねに、明日殺されるかもしれないという状況で生きているのである。(トップについた今日でさえも)
そういう状況になれば、誰だってああいう風になるものだ。
彼は特別ではなく、至極普通な人なのである。

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