生活保護と年金受給、どっちが得かと考えてる人

  |日本には生活保護法という世界に類のない法律がある。
憲法の基本的人権が根拠に制定された法律である。
どんな人でも、国が面倒みてくれるのだ。(問題があると認められれば)
無論不正受給者もたくさんいるだろうが、
約1000万人の人が、この恩恵を受けている。
ケースバイケースによるが、一人15万円程度支給されるので、
夫婦なら30万円である。けっこう裕福な暮らしができるわけである。
一方で、真面目に一生懸命サラリーマンで働いてきた人は、
なんとかやりくりをして貯金を貯め、
毎月数万円の年金をもらいながら、どんどん貯金を切り崩し、
最後に貯金が0になった時に、行政に泣きつき、
生活保護を受ける。
突然、夫婦で毎月30万円の余裕のある生活がはじまるのだ。
一円も年金を納めずに、なんらかの理由をつけて、50歳くらいから毎月30万円の生活保護を
受けていた人が、そばによってきて。
「今日から、お仲間ですね」なんて笑われたら、
腰が抜けるかもしれない。
それが我が国なのである。
一方で、我が国は世界で一番不正受給者が少ない国だそうである。
他の国は、不正受給者ばかりであり、日本の比ではないという。
しかし、日本人はその少ないといわれている不正受給者をあぶり出すのに、
命をかけていたりするわけである。
おそらくそういう人は、不正受給をするような人は苦しんだほうがいいと思っているのかもしれない。
それはそれで、寂しい考え方であると私は思う。

江戸時代まで、士農工商 穢多 非人という身分制度が存在した理由は、
下の身分の人を見下して、今の立場で我慢させるようにした為政者の知恵である。
嫌な知恵である。
そして、それにまんまと乗ってしまった人がたくさんいたわけである。

秀吉が刀狩りをしたのは、自分が下の身分だったから、自分以降は
同じように、成り上がり者がでないようにしたためである。
これは、世の中のためというよりも、自分の地位を守るために考えたのである。
嫌な考えである。
一方で、明治以降に考えられた天皇制は、
天皇一族だけが特別で、それ以外の人は平等であるという考えである。
共産党などは、それさえもなくそうとしているが、
世界的に見ても、とても優れたシステムであると思う。
明治以降の日本は、いろいろ細かい問題はあるが、誰でも総理大臣になりうる社会になったのであるから、
これは世界に誇っていいと思う。
話を生活保護に戻す。
生活保護の不正受給は取り締まった方がいいと思う。でもそういう人が多いから、生活保護を廃止するなどと
いうのは論点のすり替えである。生活保護をもらうべき人は、堂々と受給するべきである。
一方で、年金システムはもう機能していないわけである。
平均寿命が60歳くらいの時代に作られて仕組みを、100歳まで寿命が伸びそうになっている状況で、
維持しようと考えるほうがおかしいのだ。
セーフティネットとして、0ベースで考え直さなければいけないのに、
すでにたくさん払っている人の権利を守ることばかり考えているからうまくいくわけがないのだ。
働けないで困っている人をどのように助けるか、
それだけをシンプルに考えたほうがはるかにいいと思う。
常に銀行に数千万円のキャッシュがないと不安な人っていると思う。
そういう人のために、年金制度が維持されているのだとしたら、とっととやめた方がいいと思う。

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