たけしとさんまの違いは教養である。どっちも魅力的である。

芸能人(芸人)タレント


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たけしとさんまの違いを一言でいえば、アカデミックの差である。
たけしは、明治大学中退である。しかも理系である。
理系で六大学に入学することがどれだけ大変なのか、受験をやった人間なら全員理解できるだろう。
無論、学校にいかなくても、教養の深い人はたくさんいる。
たけしは、明らかに勉強家である。
たまにいるのであるが、大学を卒業したと同時に、向学心がなくなり
ほとんど勉強しなくなる人がいる。40歳くらいになると、生ける屍のようになるのだ。
私は実例をたくさん知っている。
ゆえに、有名大学を出たからといって、優秀でない人はたくさんいる。
まあ、たけしは大学は卒業していないが、お笑い、小説、映画と、相当な勉強をしていて
しかも高い次元のアウトプットも行っているので並みではない。
ベースにある彼の知的な教養がすごいのだ。

明石家さんまは、すごい芸人だと思う。人をころがしたら、日本一だろう。
それは間違いないが、一方で、知的好奇心はあまりないのだと思う。
だから、彼の活躍の場は、バラエティ番組と、ちょっと前であれば俳優業に限定されているのだ。
昔は、舞台にもたっていたが、今はそれさえもやっていないわけである。
それはそれで個人差なので、全く問題ない。

私はたけしの知的な部分に魅かれるのである。
小説を書いたり、映画をつくったりして、文化人を気取りたくなるかと思いきや、
「自分は芸人である」というスタンスを崩さない。
よく新作映画の記者会見で、かぶりものを着て出てくるのは、
「俺は芸術家ではない。芸人なんだ」ということを、世間にあえてアピールしているのだ。

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こういうところは、かっこいいと思う。
対局にいたのが川島なお美である。
亡くなってしまったが、川島なお美は、彼女の人生の中での最高の金字塔である
「お笑いマンガ道場」での活躍を隠し通そうとした。

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彼女の書くマンガはかわいらしく、個性があって大好きだった。
彼女が考える、「大女優」としては、消し去りたい過去だったことは理解できるが、
あれは本当に、かっこ悪かったと今でも思う。
それがあったから、売れっ子になったわけで、過去の自分を否定することは
今の自分を否定することになるのだ。
彼女が短命に終わったことと、少なからず関係があると思う。

話をたけしとさんまに戻す。
どちらが好きかというのは、好みの問題である。どっちでもいいのだ。
私はたけしに魅かれる、それだけの話である。

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