犬猫の売買を禁止したほうがいい理由:当たり前を疑え

既得権者利益


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犬猫を購入する人は、家族として育てようとしているわけである。
家族を購入するという考え方自体、すでに破綻している。
ものを店で売ったり買ったりするということは、
商売である。商売には効率は求められるわけである。
具体的に考えてみる。

トイプードルの子供が4匹生まれたとする。
1匹30万円で売れるとすれば、4匹で120万円の売り上げである。
もし自分で飼育しているとすれば、120万円の売り上げはほぼすべて利益である。
子犬は生後3ヶ月くらいまでが一番高く売れる。
それをすぎると値段がどんどん下がってくる。
生後1年を経過して、5万円くらいで売っている犬を見たことがある。
経済的に考えると、
生後3ヶ月までに30万円で売却できれば最高であるが、
仮に生後半年で2匹が売れ残ったとする。
そこで値段を20万に下げたり、すれば、お客さんは「待っていれば下がるんだ」と学ぶわけで、
下がるのを待つ人がでてくるわけである。
スーパーの惣菜と同じである。
ペットショップの経営としてベストなのは、値段を下げないことである。
4ヶ月でも、6ヶ月でも下げないで同じ値段で出し続ける。
半年たっても売れなければ、少なくとも店頭から下げ、販売するのをやめるのだ。
犬猫は餌も食べるし、手間もかかる。ワクチンなどの経費もかかるので、
在庫として持っているだけで、経費がどんどんかかるわけだ。
販売をやめた犬猫の処理方法は以下のどれかである。
①そのまま育てる
②他の業者へ格安でゆずる。もしくはタダで譲る。
③処分する。
そのまま育てると経費だけかかってしまい赤字になる。メスであれば繁殖用にするという選択肢はあるが、
オスであればその可能性はないので、経費だけかかってしまう。他の業者にしても、引き取るのだとすれば
メスの繁殖用くらいだろう。そもそも生活のために高額の犬を育てて売って儲けている人たちなので、
合理的な判断をする可能性が高い。というよりも合理的な判断をするわけである。
動物愛護法という法律はあるが、基本的には密室の出来事なので、どうにでもできるわけである。
一週間、水も食物も与えなければ確実に死ぬのである。
ペットショップにいって
「あの売れ残っていたワンチャンどうなりました?」と聞けば、
「売れました」
とか、「引き取ってくれる人が現れました」というだろう。
もしかしたら、店員にもそう伝えられているのかもしれない。
事実は密室の中である。
高級ペットショップにいけば、売れ残っている犬はいないはずだ。小さい子犬しかおいていない。
高級スーパーが惣菜の値引きをしないのと同じである。
高級スーパーは、売れ残った惣菜を捨てるからである。

ゆえに、家族としての犬猫を売買してはいけないのだ。かつて米国では奴隷として人間が売買されていた。
それは普通のことだった。リンカーンが大統領になり、南北戦争があり、奴隷は解放され人間になった。
奴隷はもともと人間なわけで、扱いが変わっただけである。

今、日本では犬猫が売買され、商店街やホームセンターで売られている。
彼らは食料として売られているわけではなく、家族としていっしょに暮らすために売られているのだ。
どう考えてもおかしいと思わないか?
「いままでずっとそうだったから」
「そんなことどうでもいいじゃない」
「牛とか豚を殺して食べてるんだから、別にいいじゃない。それくらい。」
様々な考えがあるわけである。
米国では、様々な規制があり、大手のペットショップでは犬猫の売買は行われていない。
大手のペットショップでは、飼い主のいない犬猫の里親探しをしているのだ。

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こういう活動をやっている日本のペットショップは存在しないだろう。
だってそうだ。自分たちの利益を減らすからである。そんなことをやるはずがない。
かつて日本では女性に参政権はなかった。
男女雇用機会均等法ができたのは極最近である。
ものごとは移り変わる。
常識も変わっていく。
それでいいのだ。
変わらなければいけないことは、変わらないといけないのだ。

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