なぜ、NBAが最高のスポーツだと思うのか?究極のチームスポーツだと思うから。最高のエンターテインメント。

日常の出来事


野球は個人競技である。
チームプレイはある。ゲッツーとか、バントとか。
でも基本的には、ピッチャー対バッターのチーム競技である。
バスケは違う。
本当にチーム競技なのだ。
例えば、バスケの得点王に価値はない。
弱いチームでひとりだけうまいやつにボールを集めれば自動的にそいつが得点王になる。
実例はけっこうある。
オーランドマジックにいた時のトレイシーマクレディは得点王で、チームは最下位だった。

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どういうことかというと、
バスケは時間制限があるので、1試合に打つことのできるシュートの数は
だいたい1チーム、150回くらいなのだ。
それを3割の確率で打てば、50×2点で、だいたい100点になるわけだ。
つまり、そのシュートを誰が打つかだけの問題なのである。
ある程度うまい奴がうち続ければ、そいつの得点は増えて、得点王になるかもしれない。
それで優勝できればいいが、それで優勝することはほぼ不可能である。
なぜなら、相手にデフェンスされるから。

ゆえにバスケにおける評価軸は、得点数ではなく、勝利なのである。
よく野球選手が「チームの勝利しか考えていません」とか発言するのを聞くと、
虫酸が走る。チームプレイの意味が全然違うのだ。
野球の場合は、結果としてチームのためであり、(バントなどの例外もあるが)
バスケの場合は、ストレートにチームの勝利のためなのである。
もう少し細かくいうと、得点をとって、得点をとらせないために、何をするかである。

野球の場合、ホームランをたくさん打つと、それは評価になるが、バスケで点数をとっても
それだけでは意味がないのである。
限られた時間と、シュート回数が制限されているので
成功率が大切なのである。
例えば、50回シュートを打って、10回だけ決めたら20点である。
    20回シュートを打って、8回だけ決めたら16点であるが、
比較にならないほど、下のほうがいいわけである。
アレンアイバーソンもシュートを打ちまくって、外しまくって得点王をとったことがあるが、無論優勝できなかった。

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バスケは本当にチームの勝利だけなのだ。
またディフェンスがオフェンス以上に大事なのだ。ゆえに野球には存在するDHのような選手は
バスケには存在しない。どんなに得点できても守れなければ価値はないのだ。

2008年、ボストンセリティックスにスーパースターが三人集まって優勝したことがあった。

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三人とも前年より個人成績を落とし優勝したのだ。
これがバスケなのだ。
マイケルジョーダンでさえ、ピッペンがいなければ優勝できなかったはずである。

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引退前に、ワシントンウイザースでプレイした時には、優勝にかすりもしなかったのである。
私も若いころは個人競技が好きだったのであるが、年齢とともにチーム競技の面白さに気づき、
バスケにはまってしまったのである。
どのチームスポーツにも、個人競技的な部分と、チーム競技の部分があるのだが、
バスケは最もチームプレイが重要な競技だと思う。

実は私が子供が二人いて、長男はバスケ、次男は野球をやっていたのであるが、
少年競技においては、野球はチームスポーツで、バスケは個人競技なのである。
どういうことかというと、低いレベルでは逆になるのだ。
野球では守備が大事だから、とにかく連携プレイである。
一方で、バスケでは下手くそにパスしてもどうにもならないから、うまいやつは
自分でいれるしかないからだ。
ハイレベルだと逆になるのが面白い。ゆえに、小さい子供には野球のほうがいいと思う。
八村塁だって、バスケをはじめたのは中学からである。

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