不器用じゃじゃない男、高倉健:幸せの黄色いハンカチ(映画)

ちょっと笑える話


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山田洋次監督の名作映画
「幸せの黄色いハンカチ」での名シーンである。
この映画は、主演の高倉健が本当にいい味をだしている。
一言で言うと「不器用な男」感なのであるが、よく考えてみると、
不器用どころか、すごい器用な男なのである。

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武田鉄矢が桃井かおりに襲いかかり乱暴をしようとしたところで、
高倉健にぶん殴られて、
高倉健がいうセリフである。

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「お前みたいなやつを、俺たちの中では『草野球のキャッチャー』ちゅうんじゃ」
「それ、どういう意味ですか?」
「みっともない、とちゅうことだ」
この映画の中で、高倉健は自分のことをうまく表現できない不器用な男と自分でいっているが、

よく考えてみると、
・半年くらい声をかけれなかったといっているが、結局いつもいくスーパーの女子店員をナンパして結婚している
・こんな面白いギャグを完璧なシチュエーションで使うことができる
・自分の生い立ちを、短時間で完璧に整理して他人に話すことができる
など、ものすごい器用な男なのである。
ただ、ちょっとしたことでカッとなり、殺人を犯してしまうほど、短気でもあるのだ。

挙げ句の果てには、別れた女房に手紙を書き、
「もし今でも俺のことを好きなら家の物干しに黄色いハンカチをつけておいてくれ」
などという、超高等テクニックまで使いこなす、日本有数の器用な男なのである。
「不器用な男」というのは、相手を欺く、目くらましなのである。
まあ、映画の話であるが、本当に参考になる名作である。

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