一発屋芸人、なぜダンディ坂野だけが、生き残っているのか?

芸能人(芸人)タレント


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「ゲッツ」でおなじみの
お笑い芸人のダンディ坂野は、
一発屋芸人と言われているが正確には違う。
彼は一発屋ではない。
一発屋とは、二発目を狙って失敗する人をいうのでって、
二発目を狙っていない人は、一発屋ではないのだ。

具体例で説明する。

日本エレキテル連合という芸人がいる。

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数年前、
「ダメよダメダメ」という芸で一世を風靡した女性コンビである。
彼女たちは、「ダメをダメダメ」が飽きられてくると、それを封印し、新しい芸に挑戦し
そして表舞台から消えていった。
典型的な一発屋である。

日本エレキテル連合と比べるとわかりやすいのであるが、
ダンディ坂野は、二発目を目指していないのだ。
ダンディには、一生「ゲッツ」だけで、生きていこうという覚悟がある。

「一発屋」を馬鹿にする人は、「一発屋」のすごさを理解していない。

一回でも、世間に認められる何かを成し遂げることは、それだけで奇跡に等しいものである。
天才といわれる志村けんでさえ、世間に認められているギャグやキャラクターは
バカ殿、変なおじさん、など、せいぜい数個である。

もう十数年以上、新しいギャグを生み出していないではないか。
1つ、世間に認められるようなギャグだったり、歌だったりをつくれたら、
それはノーベル賞のようなものなのだ。

ダンディ坂野は、その幸運を、大事に利用しているだけである。
水泳の元金メダリストが、水泳のインストラクターをやっていれば、一生「元金メダリスト」として
尊敬されて、それなりに仕事ができるのと同じなのだ。
でも、多くの人は、まったく違う分野に挑戦し、うまくいかなかったりしているわけである。
まあ、それは人それぞれでやりたいことは違うので、別に構わないのであるが、
せっかく掴んだ「ゲッツ」というギャグを、大切にして生きていこうとするダンディ坂野に
多くの人は好感を持つのである。

実は、それを続けるのは並みの精神力ではできないのだ。
馬鹿にする人もいるだろう。
多くの芸人はそれで消えていくのだ。
ダンディをみて、面白いと思う人はほとんどいない。
誰もいないかもしれない。
昔、通っていた小学校が今もそのままで、前を通った時に「懐かしいな」と思うような感覚である。
古いからといって、「早く取り壊せ」なんて思うどころか、
「できるだけ長くそのままでいてほしい」と思う感じである。
私にはおじいさんになっても「ゲッツ」をやり続けるダンディの姿が目に浮かぶ。

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