Jリーグと日本プロ野球の思想の違い:企業の利益と地方の利益

既得権者利益

Jリーグと日本プロ野球を比べると、
一見するとプロ野球のほうが華やかに見える。
Jリーグで一番人気のあるチームが浦和レッズだとすれば、
野球であれば巨人だろう。(ソフトバンクかもしれないが)
浦和レッズと巨人を比べれば、桁がちがうほど、巨人のほうが上である。
ローカルと全国区の差である。
レッズは人気があるが、それは埼玉県内の話であり、
北海道から沖縄まで巨人ファンはたくさんいるのと対照的である。
違いは明確である。
野球は昔も今もたった12球団であり、
サッカーはJ1だけで18チームもあることころである。
J2で22で、J3で18である。
簡単にいえば、
プロ野球は既存の12球団の利益を最大化するためのビジネスモデルであり、
Jリーグは日本のサッカー全体を発展させるためのモデルなのである。
プロ野球がそうだったから、Jリーグは研究してアンチテーゼにしたわけである。
たくさんチームが増えれば人気は分散して1つ1つのチームの人気が薄れてくるのは当然である。
その一方で、全体のパイは大きくなっていくわけである。

既存の12球団の経営者であれば、ビジネスなので、自身の利益を最大化したいのは
当然である。自分から利益機会を捨てるなんてありえないわけである。
一方で、野球は文化でもあり、単にビジネスだけにできないと思う。
地域発展や、教育などとも密接にからむからである。
ゆえに、企業の競争原理とは別の動きが必要なのだ。
にもかかわらず、日本のプロ野球界ではそういう機能ができていないのだ。
日本相撲協会に似ている。
相撲取りの親方の集まりで何かを決めようとしても、自分たちだけの利益を優先するに
決まっているからだ。
プロ野球でいえば、日本プロ野球コミッショナーなんてのは、操り人形である。(傀儡)
全く機能していない。
平たく言えば、読売グループの利益を最大化するための組織なのである。
彼らは巧妙なので、ギリギリのところを選んでやってくるのだ。
今、日本のプロ野球が繁栄している理由は、米国のメジャーリーグが景気がいいので、
そのおこぼれである。それだけの話である。
ラグビーのワールドカップを見て、
「ラグビーとはこれほど面白いものなのか」と私ははじめて知った。
八村塁がNBAで活躍すれば、日本のBリーグもどんどん活性化するだろう。
これは相対的に、プロ野球ファンが減っていくことを意味する。
私の夢は、
日本のプロ野球がメジャーリーグを凌ぐことである。
それだけのポテンシャルがあると思う。
まずは、エクスパンションで、チームを20くらいに増やすことだと思う。
そのためには、ゴルバチョフのような改革者が必要なのだ。
自分のことだけしか考えないやつでは改革はできない。
まあ孫正義しかないと思う。
彼はそんなこと、わかっている。
読売と違って、ソフトバンクの経営のために野球経営をやっているわけではないからだ。
楽天の三木谷さんも協力するはずだ。
がんばってほしい。

タイトルとURLをコピーしました