本当に悪い人を世間は叩かない:日大理事長、吉本社長、北朝鮮指導者等

事件の深読み


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誰かがちょっと失敗すると、
「待ってました」とばかりに、マスコミと世間から一斉攻撃がはじまる。
「つぎのターゲットはこの人です。みなさん、よろしくお願いします。」
とばかりに、最初はテレビと新聞で、そのあとはネットに引き継がれ、
拡散していくわけである。
雨上がり決死隊の宮迫、ロンブーの亮
みんな、血祭りにあがっていくわけである。
おそらく、多くの人は
「ああ、すっとした。今度は誰かな」
と思っているわけである。
テレビに出ているタレントだと、すべてのCMを降ろされて、レギュラーもなくなる。
テレビ局も、スポンサーも、深く考えてしない。
「とりあえず、代わりはいくらでもいるから、切っちゃおう」
と思うわけである。そしてそれは実行される。
それまで調子に乗っていた人が落ちていくのを見るのは、一種の快感である。
宮迫の会見で、彼の涙を見た時、「めったに見れないものを拝めたな」感はとてもあった。
世間は他人事だから、どうでもいいのである。
内容なんて考えていないのだ。
見世物小屋である。
宮迫の件でいえば、悪いのは詐欺グループである。
でも、誰一人として、詐欺グループを追求しない。
よく考えてみると分かるが、犯罪行為は何ひとつ起こしていないのだ。
ビートたけしのほうが、悪い。
はるかに悪い。
暴力を振るったのだから、それは責められても仕方がない。
でも世間は、むしろたけしに同情している。
「悪いのは講談社だ。やりすぎだ。」
たけしは、意志をもって、犯罪行為だとわかって、逮捕されることも、もう二度と
テレビに出れない可能性が高いリスクをわかって事件を犯したのである。
筋が通っているから、文句のいいようがないのである。

宮迫や亮はたいして悪くない。
まして、反省しているのだから、それで十分である。
責めるべきは詐欺グループである。
申し訳程度に彼らのことは報道されているが、具体的なことを知っているひとはほぼ存在しないわけだ。
なぜなら、みんな興味がないから。

日大のアメフト問題のことをみんな忘れている。
一番悪いのは、日大理事長である。

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あの監督は、日大グループの単なるアメフト部の監督ではないのだ。
グループのナンバー2だったのである。
であれば、ナンバーワンの総長に責任があるのは当然である。
誰も叩きさえしない。
あの事件は存在していなかったかのように、街にでると日大の広告であふれている。
マスコミは日大が大口の広告スポンサーなので、叩くのを控えているのだ。
あの監督とコーチだけが晒し者にされて、
ジエンドである。

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世間は叩きやすい人、正確にいうと、叩いても実害のない人、歯向かってこない人だけを叩くのだ。
本当に悪い人は、涼しい顔で笑っているのだ。

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かつて北朝鮮の金正日が拉致被害者を日本に戻した時に
「この問題の責任者は処分した」といっていたが、「それはお前だろう」と
小泉さんには突っ込んでほしかった。

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