組織はできた瞬間に、その組織を維持させようという力学が優先される:ゴルバチョフは例外

政治の裏側

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ありとあやるゆ組織が持つ命題である。
人々の平和のために江戸幕府はできた。
それまでの戦国時代とは変わって、戦争のない社会が実現した。
平和な社会をつくるためにできた江戸幕府の末期は、
自分たちの組織を維持することが最大の目的となっていたわけである。
これはすべての組織にいえることである。
N国党が本当に
NHKのスクランブル放送を実現させ、直後に解党したら、画期的である。
ボランティア系の組織を見て感じるのは、
スタッフの雇用を守ることが最優先されていることである。
寄付を集めても、維持費と称して結果的に彼らの報酬になるわけである。
ユニセフのように規模がでかくなると、誤差のようなものかもしれないが、同じである。
「そんなのしかたない」
「そんなこといったら何もできない」
といわれればそうかもしれないが、当初の目的とずれてしまっても、気にせずに組織の維持を優先させるわけで、
それは大問題である。
もっとも分かりやすいのは、年金問題である。
かつて平均寿命が70歳弱の時代に生み出された組織(労働省)が運営している制度である。
課題は老後の生活を安心してくらすことなのに、
年金制度を維持することに、目的はすり替わっている。
平均寿命が100歳の時代に、
この制度が最適であるわけがないのだ。まったく違う視点から、老後の生活の安定を
論じなけれないけないのに、
この利権に群がる連中の利益のだめだけに、制度の維持がはかられているわけである。
ずるいのは、現在の高齢者を味方にして、
「いままで払っているのだから、しっかり元をとりましょうね」といって
社会全体のことを考えていないことである。
目的は組織の維持であったはいけない。
必要なければ、解体すべきなのである。
その決断をするのが、トップの責任なのである。
ゴルバチョフがソ連を解体した決断がすごいといわれるのは、そういうことができる人間が少数だ
からである。

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