笠りつ子を、許してあげよう。女子プロゴルフ暴言問題を考える

事件の深読み

トッププロとしてあるまじき行為である。

ゴルフトーナメントの運営スタッフに、「死ね」と暴言をはいたという。

洗面所でタオルがないので、「タオルが欲しい」といったら、

「今回は、トーネメントのための特別規則で出せません」といわれ、

暴言を吐いたのだという。そのスタッフが気を利かせて、

「ちょっと待ってくださいね」といって、彼女のためのタオルを持って

きてくれれば、笠りつ子的にはよかったのだろうが、

正論をいわれて、カッとなったのだと思う。

まあ、いいわけがない。

彼女は謝罪文を出し、数試合欠場もしている。

「これで十分だろう。さあ、笠りつ子よ、応援するからがんばってください。」

とはならないだろう、しばらくはネチネチといわれて、

ゴルフに集中できるわけもないだろう。

ゴルフはメンタルが90%である。不安定な精神状態で活躍できる競技ではないのだ。

同様の問題を犯した、片山晋呉がそれ以来、たいした活躍をしていないのは

その証左である。

日本社会は寛容ではない。

なかなか許してあげない社会である。

いつまでも、ネチネチと言い続ける社会である。

これは変えないといけないと思う。

失敗をする、反省する、許す、元通り、以上。

また失敗をしたら、その時は、もうちょっと厳しくしかるのは、

仕方ないと思うが、反省しているのであれば、それでいいではないか?

かつてオウム真理教の村井副代表を刺殺した犯人は模範囚だったので、

たった10年たらずで、社会に復帰している。彼は最後まで黙秘を貫いた。

殺人を犯しても、10年程度の懲役で終わりなのだ。

私だって、舌打ちをしたり、暴言を吐くことはある。

カッとなっている時は、コントロールできなくなるからだ。

笠りつ子は試合中だったのだから、熱くなっていたのだろう。

あなたは、カッとなることはないのか?

ぐっと堪える時もあるが、つい口が滑ってしまうこともあるだろう。

その程度のことなのだから、おそらく90%以上の人は経験があるだろう。

許せる社会というのは、成熟した社会である。

生贄(いけにえ)をつくって、彼らを血祭りにあげ、スキッとする連中は多いが

それはロクなことではない。

単なるストレス発散である。

ベッキーの不倫事件だって、普通に考えればたいした話ではない。

事実上破綻している夫婦の男と付き合うことが悪いことなのか?

完璧ではないが、違法ではない。

離婚は法律的な問題であり、経済的な利益を得るために、破綻した夫婦でも

絶対に離婚に応じない人はたくさんいる。

1円でも多くむしり取るためである。

状況によるし、一概にはいえないので、一方的にベッキーが悪いかどうかは

わからないではないか?

まあ、彼女の場合は、綺麗事をいいまくって、取り繕ったような

キャラクターでやたらCMに出ていたので、

それが「ふざけるな」と思われたのは自業自得である。

まあ、それにしても、復活するまでの道のりは長すぎたような気がする。

もっと、みんなが寛容になり、ゆるせる社会になればいいと思う。

私自身のことも含めて。

けっこういろいろやっているのだ。

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