田代まさしの5回目の逮捕に思う、懲役刑が機能していないこと。社会改革の必要性。新政党が必要である。

事件の深読み

田代まさし5回目の逮捕の意味

刑罰には二つの側面がある。一つは罪を犯したことの懲罰である。

もう一つは、犯罪者の更生である。

数年間服役すると多くの人は、「もう二度としない」と思うわけであるが、

ほとんど意味のない人もいるわけである。

間違いなくいえるのは、数年後に田代まさしが出所してきたら、

99%の確率で6回目が起きるだろうということである。

これはもう、社会問題として捉えたほうがいい。

ようは、現在の刑務所制度が、少なくとも薬物患者に対しては

ほとんど機能していないということである。

懲役刑を受けている人の80%が、再犯者であるということを考えれば

薬物犯罪以外の人でも、同様の傾向があることは間違いないわけである。

なぜ、改善されないのか?

まず第一は、問題として認識されていないからである。

年金問題や介護問題や待機児童の問題は連日話題になっているが、

薬物犯罪者の更生問題が国会で話題になったニュースを耳にすることは

ほとんどない。簡単にいえば、こんな問題を扱っても、次の選挙で当選できない

と多くの政治家が思っているから、ほったらかしにされているのである。

年金問題や待機児童の問題はたしかに重要かもしれないが、社会に与える影響として

この問題は見過ごせないものである。なぜなら、誰もがみな犯罪のない社会を願っているのに、

具体的な行動が伴っていないからである。

田代まさし以外でも芸能界では、清水健太郎や、岡崎聡子など、薬物で

繰り返し逮捕されている人はけっこういるわけである。

欧米に比べると、絶対数は少ないとは思うが、深刻さは同じである。

「こんな問題はどうでもいい」と思っている人も居ると思うが、

社会をよくしていくためには、こういう根っこの問題を解決することの意義は

とても大きいと思う。

自分ごとではないと思っている人が多数いることが最大の問題

多くの人は、覚せい剤なんて、身近に感じることなどないわけである。

ゆえに、深刻だとも思わないわけである。かつての北朝鮮の拉致問題も同様であったわけである。

ところが、実際に拉致されていた人が帰国してみて、多くの人は気づいたわけである。

同じ日本人が、あんな風に苦しんでいることに気づいたからである。

年金問題と、田代まさしのような薬物患者の再犯問題を同列に語ろうとは思わない。

間違いなくいえるのは、甲乙つけがたいほど、日本国にとっては

重要な問題であると思うことである。

再犯する人が1人でも減れば、日本社会の安心はさらに高まるわけである。

やめようとしてもやめることのできない深い闇があるわけで、

田代まさしが特別に人間として弱い人間で例外だとも思えないのだ。

助け合う社会が理想の社会である

極端なことをいうと、社会には2タイプあると思う。助け合う社会と、蹴落とす社会である。

受験競争などは、蹴落とす社会の象徴である。ほぼ全ての学生が、偏差値という尺度だけで、

人生が左右されているわけである。こういう社会基盤があるため、どうしても多くの人は

助け合おうとは思わないわけである。なんとか、自分と家族が勝ち組になればセーフで、

うまくいかなければアウトとう構造になっている。

 社会制度の基本がそうなっているのに、制度だけが助け合いになるわけがないのである。

この問題は根深いのだ。

令和新撰組と、N国党がきっかけで、世の中が変わるといいと思う。

このあいだの参議院選挙で、革命的なことが起きたと感じている。令和新撰組とN国党である。

彼らだけで、世の中が変わるとは思わないが、彼らに刺激を受けた多くの人が

これから、真似をして同じような、ワンイッシューを糸口に、政治を動かしていくはずである。

自民党が画策していた、2大政党制ではなく、小さい政策を実現するための小政党がこれから

たくさんできてくるはずである。自民党や既存野党は自分たちの利権が脅かされるので、

一生懸命つぶしにかかってくるはずであるが、

これだけ複雑化した令和の時代に、右か左かの二大政党制が機能するわけがないのだ。

医者でいえば、総合医ではなく、専門医の時代である。

そもそも医者の世界で総合医なんてものは存在していないではないか?

私が昔いっていた虎ノ門の医院は看板に、「内科、皮膚科、小児科、泌尿器科」書いてあったが、

近所の人は「ヤブ先生」と呼んでいたものである。

清原とかのりピーが適任だと思う。新政党、覚せい剤撲滅党をつくればいい

考えてみると、酒井法子はすごいと思う。あの事件以来、再犯を犯していないではないか。

清原もがんばっているわけである。おそらく薬物の危険は一番わかっている

人たちなので、適任である。元有名人が自分の生活の安定のために政治家になる例は多いが、

ああいうのはやめてもらいたい。きちんと、問題意識をもって、何をどのように変えていきたいの

かを説明し、そのための政治をやらないといけないと思う。

かつての、ヤワラちゃんのように、何をやりたいんだからさっぱりわからないままに

おさまりがいいという理由で政治家になるのはやめてほしい。

元プロ野球選手であれば、日本の12球団制を廃止し、地方活性化のために24球団制度を

実現させるための党や、高校野球を米国のNCAAのような営利組織にして、

収益をスポーツ界に還元させるための党なんかを作ればいいと思う。

どっちにしても、現在の既得権者と大戦争になるのは間違いないので、

社会にとっては大きな利益になるはずだ。現実に政治家になる多くのひとたちは、

現在の既得権者の利益を守るために理想されているケースがほとんどである。

ああいうのは、本当にやめてもらいたいものである。

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