すごい人はみんなバカにされている
「そんなのできるわけないじゃん」といわれてやめてしまう人は
普通の人である。それでも、それをやった人間はどうなるか?
そこで様々なことを学ぶのである。そしてそこで学んだことが
大きな力になる、それだけのことである。
先日、ある学校の先生と話をしたら、「できない」理由を延々と説明された
彼はある学校で講師をしている。キャリアも20年以上あるので、
そこそこ優秀な教員なのだと思う。彼とある仕事の打合せをしていたのであるが、
彼に相談すると、自分がなぜそれをできないか、やらないか、について
ものすごく理路整然と話をするのだ。それだけの能力があれば、
1/10の労力で、私のお願いしていることくらいは簡単にできるはずであるが、
いかにできないかだけを、延々と主張するのである。
クリエイティブアボイダンス(創造的回避)
こういう人は特に大企業に多数存在する。自分のクリティビティを
いいわけや、逃避にだけ、活用し、前向きなことは一切やらない人である。
とにかく現状のままを維持することだけが最高だと決めつけている人である。
本当に、世の中にたくさんいる。
彼らに問題があるのではなく、彼らが受けた教育に問題があるのだ。
ある意味彼らは優秀なので、そういう洗脳が効きすぎているのである。
結果的に、世の中を変えていくのはバカなのだ
無謀とか、そんなの無理、とかいうことをやる人がいたからこそ
世の中は変わっていくのであり、そのためにはバカがいなくてはいけないのだ。
新しい常識が生まれると、それを守ろうとする新しい体制が生まれるが、
それさえも、またさらに新しくしていく必要があるわけである。
歴史をみると明らかであるが、進歩が止まった社会は破滅する。
破滅しないように見えても、外からの侵略者が来た時に、一瞬でなくなってしまうことは
明らかである。
ゆえに、変わり続けていくことが、唯一で最大の生存競争に勝つ能力なのである。
そういう人間を、多くの人はバカという。それは褒め言葉なのである。