大相撲が面白くなった理由:八百長とモンゴル人

スポーツ

本当に最近の大相撲は面白い

今場所は白鵬が13日目で優勝を決めてしまったが、

最近の大相撲は本当に見ていて面白い。取り組みが真剣だからだ。

ちょっとでも気を抜くと、すぐに番付が落ち、横綱であれば引退させられてしまう。

真の実力主義になっているのだ。(それが当たり前なのであるが)

八百長がなくなったこと

数年前大相撲は存続の危機にたっていた。八百長問題が公になり、

多くの力士がクビになったわけである。

昔、元関取の「板井」の告発本を読んだことがあるが、

半分くらいの力士が八百長をやっており、みんなうまく勝ち星のやり取りを

していた様が書いてあった。

現在、八百長がなくなっていることは、結果をみればよくわかる。

大関がどんどん陥落していくではないか。

大関という地位は二場所連続で負け越すと関脇に落ちてしまうわけであるが、

逆にいえば、二場所連続で負け越さなければ地位にとどまれるのである。

先場所も栃ノ心が陥落したばかりである。

実力がなくなると、すぐに落ちていくわけで、逆に言うと力さえあれば

誰でもあがってこれるのである。

小兵力士の炎鵬なんかはその代表である。

純粋に試合として、見ていて楽しいのだ。やってるほうは半端ではないが。

ゆえに怪我が多くなる:公傷休場制度の復活を望む

最近の関取は満身創痍である。本気でやっているから、怪我だらけである。

むかしは公傷休場という制度があり、本場所中に怪我をすると、翌場所全休しても

地位が落ちないというものがあったが、廃止になってしまった。

なぜなら、それを悪用する力士がたくさんいたからである。

当時は八百長が横行した時代だったので、今は八百長はおそらく無くなっている

のだから、公傷休場制度は復活してあげたほうがいいと思う。

モンゴル人力士による大相撲レベルの底上げ

最近の横綱はモンゴル人だらけなのをみると一目瞭然なのであるが、

彼らによって大相撲全体のレベルがあがったことはとてもいいことである。

最新の大相撲番付を見て気づいたのであるが、両横綱こそ

モンゴル出身力士であるが、幕内にいるモンゴル出身力士の数は

激減しているのだ。

玉鷲と大翔鵬くらいである。これは、日本人力士のレベルがあがった結果であると思う。

彼らに引き上げられたのである。

日本人はモンゴル力士に感謝しなければいけない。彼らがいなければ

今の繁栄はないわけである。調べてみるとわかるが、有力なモンゴル力士の多くは

高校生くらいから留学で日本にやってくるのだ。(朝青龍など)

単に相撲界だけでなく、少子化で悩む地域社会にも貢献しているのである。

すべてのスポーツはレベルが上がると人気があがる

先日、ラグビーのワールドカップがあったが、世界最高峰のレベルの

試合をみると、ルールなどわからなくても見ていて興奮することが

よくわかった。どんなものでも、超ハイレベルなものは、

多くの人を惹きつけるものなのである。

スポーツというものは、相対的なものなので、全体のレベルがさがったとしても

必ずチャンピオンが生まれるようになっているわけである。

ところがそれでは絶対に繁栄しない。

人間はハイレベルな真剣勝負を見た時に、ワクワクするようにできているのだ。

手を抜くとすぐにわかる。

大相撲人気は続く

現在はとてもいい循環ができていると思う。ちょっと厳しすぎるような気もするが、

下克上の仕組みが機能しているので、活性化しているのである。

炎鵬のような小兵力士の活躍により、体が小さい人の入門も増えると思う。

これもとてもいい傾向である。日本の格闘技界で、ほぼ唯一、プロとして

職業化に成功しているのは大相撲だけである。

ボクシングなどは、世界チャンピオンになって、やっとなんとかなるレベルなので

職業化に成功しているとは言い難い状況である。

ボクシンング専業で生活できる選手は数名だけである。

大相撲ならびに、日本格闘技界の発展を願ってやまない。

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