軽自動車と発泡酒は同じ

既得権者利益

両方とも日本だけの規制によって生まれた不要のもの

日本人はあまりにも凄すぎるので、時にこういうことをやってしまうのである。

世界的にみると、本当に意味のない無駄な努力であるにもかかわらず。

その象徴が軽自動車と発泡酒である。どちらも日本以外の国家には存在しない

ものである。存在する意味がないからである。

これは別の見方をすると、政治家が無能なことの証拠でもある。

軽自動車は戦後の貧しい時代に自動車を普及させるための制度

当時日本は貧しく、自動車は高級品だった。一台でも多くの車を国民にもって

もらうためにできた制度なのである。排気量が小さい車にかぎり、税金などを

軽減させるための措置である。

それが現在でも存続しているだけのことである。

結果として軽自動車制度を廃止すると、それに伴って損する人と、得する人が

たくさんでるので、面倒くさいのでそのままにしているのである。

ようはそういうことだ。

現代であれば、車を普及させる役割よりは、環境に配慮することのほうが重要であり、

排気量や車の大きさではなく、環境に与える負荷を数値化し、そういう車に

優遇するほうがはるかに意味があると思うが、そうはならないのだ。

完全な既得権者利権である。

発泡酒も同じである。目的は節税だけである。

日本の酒税に関しては、世界的に見てもかなりひどい状況であると思う。

ようは一番よく売れる(人気のある)ビールからたくさん取るという戦略なのである。

だからビールの税金だけが異常に高いのである。高くても、ビールはおいしいから

よく売れるからである。そんな理由が通るのって、いったいどんな国なのかと思う。

アル中を減らすために、高度数のアルコールからは高税率を取るというのなら

まだ理屈が通っていると思う。

取りやすいところからとろうという発想は、あまりにもお粗末である。

そこで頭のいい人が、法律上のビールの定義を研究して、日本の税制に

触れないような成分に変えただけのものである。麦芽の量を減らしただけのものである。

こんなくだらないことをしなければいけないのは、政治家に能力がないからである。

くだらないことは、早くやめよう

他にもっとやることはあるはずである。発泡酒や第三のビールができたおかげで、

ビール自体の開発競争はほとんど行われなくなり、日本のビールの世界的な評価は

下がる一方である。当たり前である。

もし、発泡酒などをつくらずに、ビールに専念していたら、世界的にも

自慢できる商品ができたかもしれないのに、その可能性をすべてつぶしているのだ。

いずれこの税制はなくなる予定であるが、この失われる数十年の大きさは

半端ではない。

軽自動車も同様である。世界に誇る日本の自動車業界であるが、

日本以外ではほぼ需要が存在しない軽自動車のために、韓国や中国などの

ライバルメーカーに与えたアドバンテージは計り知れない。とっとと、規格を廃止して

ほしいが、既得権者が許さないのである。

日本のダメなところを象徴している。ようは既得権者利益保護である。

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