ペットショップで犬を買わないほうがいい:病気と性格の問題

既得権者利益

犬を買うための様々な方法

犬と生活をすると人生が変わります。犬と暮らしている多くの人は

そう感じているわけです。「犬が欲しい」と思うと、多くの人はペットショップで

購入するわけですが、結論からいうと、あまりいい選択肢ではありません。

私はペットショップビジネスに関わった経験があり、そのなかで切実に感じるわけです。

方法としては、以下のような選択肢があるわけです。

①ペットショップ(ネットショップ) ②知り合いから譲ってもらう ③大量生産ブリーダー ④小規模ブリーダー(一種類の犬種だけを扱っているところ)

結論からいえば、④の小規模で、なおかつ一種類の犬種だけを扱っているブリーダーの中で、さらにその中で選ぶことが最善であり、唯一の方法だと思います。

なぜ、小規模ブリーダーがいいのか?交配のプロだから

考えてみると当たり前のことです。犬は機械などのモノではありません。

人間と全く同じ感情を持った仲間なので、人間と同じように育たなければ普通に

育つことはありえないからです。また、犬種ごとに性格や、特性も異なっており、

一つの犬種でそれなりにノウハウが溜めていくには、少なくとも数年くらいの

年月が必要になります。ようは、どういうタイプの親同士を結婚させると、

どのような子犬が生まれるかの経験値がとても重要だからです。

そういうなかで、実は遺伝学的な知識も重要になり、遺伝子的な配慮をして

交配していかないと、奇形がうまれたりすることもあり、とても難しいことなのです。

単純に、黒と白の犬を交配させると白黒の犬が生まれるというわけでもなく、

外見だけでなく、性格もある程度、遺伝的に決めることができるわけです。

どうやってブリーダーを探すか?

これは手を抜いては絶対に不可能です。ネットで調べて電話で確認し、直接

現地にいき、そのブリーダーに面会することがとても重要です。現地にいくと

わかりますが、手入れが行き届いてないブリーダーの家は間違いなく異臭がします。

そういうところはやめたほうが無難です。

電話でもある程度は人柄がわかりますので、電話の対応に問題があるような

ところは除外したほうがいいです。

そうやって探していくと、希望の犬種で、なおかつ比較的近くのブリーダーが

ほとんどいないことに気づくはずです。

そうなんです。そういう優秀なブリーダーは少数だからです。

しかも、優秀なブリーダーは口コミで人気が広まっているので、半年先くらいまで

予約でいっぱいになっているはずです。運が良ければすぐに買えるかもしれませんが。

犬種ではなく、ブリーダーで選んだほうがいい。それか、待つ。

優秀なブリーダーは本当に数が少ないと思います。ここもポイントなのですが、

そういうところは必ずしも料金が高いとは限りません。比較的良心的な価格設定を

しているところが多いと思います。よって、50万円とか100万円などの値段を

つけていることろがいいともいえないわけです。

昔、流行した、ティーカップトイプードルを扱っている業者の多くは良心的とは

言い難いところでした。犬を健康に育てないのなら、優秀なブリーダーであれば

そういう無理なことはさせないからです。

もし仮に、「この人はしっかりしている」と思えるブリーダーに出会えたら、

待つという選択肢もあると思います。待つと言っても、せいぜい一年くらいです。

犬の寿命は十数年以上あるわけですから、それくらい待てないようでは

うまくいかないと思います。

ペットショップで買わないほうがいい理由:病気と値段

これは理由をあげたらキリがありませんが、当たり前ですが彼らの利益をのせているので

値段がかなり高くなるわけです。比較的良心的なペットショップも存在しますが、

その場合であれば、その店舗独自に繁殖している犬以外は避けた方がいいと思います。

その店舗で繁殖している犬であれば、おそらく親犬を見せてもらえるはずですので、

そこまで確認できれば、信頼できると思います。

実は一般の人が知らない話なのですが、病気の問題はとても大きいのです。

犬業者が恐れる最大の恐怖は、パルボウイルス

 多くの人は犬の病気といえば「狂犬病」を思い浮かべますが、狂犬病は無視して大丈夫です。

だって過去数十年間1例もないからです。今でもワクチンの接種が義務なのは、完全に利権

です。業者が儲かり、収入源になっているからやめないだけです。ところが、パルボウイルス

は現役であり、今も多くの子犬が死んでいるのです。

「パルボウイルス』

一般の人には馴染みがない言葉ですが、ペットショップ関係者でこの言葉を知らない

人は存在しません。このウイルスに感染すると子犬であれば致死率は50%です。

一匹感染すると、ドタバタと他の犬に感染に次々に死んでいく恐ろしい病気です。

ウイルスは存在していますが、子犬であるとそもそも抗体ができていないので、

すぐに感染してしまいます。考えてみるとわかりますが、ブリーダーもペットショップも

そこにいる大多数は子犬なのです。一度パルボウイルスが出たショップは、しばらく

実質的に営業ができなくなるわけです。

大きい店になればなるほど、このリスクは増えるわけです。

大規模の業者であればあるほど、感染のリスクは大きく、令和の現在でも

この病気は蔓延しているのです。

大規模な店であればあるほど、この病気のリスクは上がるのです。

そういう意味でも、ペットショップは避けたほうがいいわけです。

また、どうしても人気犬種を中心にペットショップは販売するので、無理な交配を

重ねて、先天的に異常をもった子犬が発生する場合が多くあります。

家族の仲間を増やすという視点を持つと、ペットショップという選択肢は

減っていくと私は考えます。

将来的には犬猫の売買には規制が必要だと思う

人間と同じ感情をもっている犬や猫を商品として店頭で売るという行為自体に大きな

問題があると思います。多くの先進国では犬猫の売買に関しては様々な規制があり、

小さい子犬の販売が規制されていたり、売買自体が規制されていたりするわけです。

アメリカでは、大手のペットショップで犬猫の販売はしておらず、むしろ

飼い主のない犬猫の里親探しを積極的にやっているほどです。

日本は残念ながら、そうはなっていません。ある程度、売買の自由はあってもいいと思いますが

その場合でも、もっと厳格な規制が必要だと考えています。

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