社会性のある精神異常者が一番怖い説:例、麻原彰晃

事件の深読み

身の回りに存在する精神異常者たち

ちょっと怖い話をする。先日死刑が執行された麻原彰晃が、もし殺人を犯さなかったら、現在も元気に活動していた可能性が高い。もちろん様々な罪を犯していたわけであるが、殺人関係以外の罪に関しては、隠蔽することができた可能性が高いからである。特に、マインドコントロールに関しては立件することはほぼ不可能であろう。

彼のような人間が身近にいる場合、対処はほぼできない

誰がどう考えても、麻原彰晃の精神構造はおかしいわけである。自分の意思に叛く人はすべて殺してしまおうとする発想である。ところが、彼は精神的にはまともであったと診断され、その証拠として死刑が執行されてしまったわけである。ようするに、あれだけ異常なことをやっても、精神異常者とはならないのである。別の見方をすれば、どんなに問題があっても、企業に務めることができて、そこで解雇されるような問題を犯さないでいる人間は、正常と分類されてしまうのである。家庭でも同じである。

企業でいえば、部下がどんどんやめるが、売り上げをあげ続ける営業マンなどが、そのタイプである

人格的に問題があり、パワハラやセクハラを繰り返すが、業務上のノルマは達成し、売り上げで会社に貢献するような人は多数存在する。企業はきれいごとで存在しているわけではなく、利潤を追求するために存在しているので、むしろ普通に考えれば、彼は有能な社員なのである。ただし、パワハラなどの行為が、立件できるレベルに達した時、もしくは隠蔽できなくなった時、破綻するわけである。逆にいえば、巧妙に、立件できないように仕組むことができれば、継続して活動するわけだ。そういう人は多数存在する。

家庭でいえば、金は稼いでくるが、子供に自分の考えを押し付けて破滅させていくような親だったりする

家庭にそういう人間が出現すると、被害を受けるのはたいてい子供である。自分の価値観を強制的におしつけて、それができないとトコトンまで罵倒したりして、追い込んでいくようなタイプである。キーワードは「あなたのためを思ってやっている」である。このような異常者と立ち向かう手段は、残念ながらそう多くはない。そして、苦しんでいる多くの人がいるわけである。

最良の対処法は、逃げることである

オウム真理教で考えるとわかりやすい。説得して、麻原彰晃が自身の考えを転換する可能性があったと思う人が存在するだろうか?その通りである。絶対に変わらないが、正解である。なんとか、そういう異常者に正気になってもらおうと考えるのは時間の無駄である。一刻も早く、逃げるのが正解であり、それ以外の方法は存在しない。

一番かわいそうなのは、逃げられない子供である

最近、悲しい事件があった。ISの最高指導者であるバクダディが米軍に追い詰められて自爆して死んだ時に、彼の子供たちもいっしょに自爆して殺されたのだ。子供には何も罪はないのに、親に巻き込まれて殺されてしまったのである。この事件は世界的に報道され、他人事のように感じている人も多いとは思うが、精神的に同じような状況になっている子供たちが日本には多数存在しているわけである。

子供へのセーフティネットは過剰なくらいで丁度いい

最近子供への虐待問題が深刻化するなか、ちょっとしたことで虐待かと疑われてしまうような問題が起きてしまうが、何も問題はない。本当に虐待が存在していないのであれば、すぐに戻るではないか?近所の評判が悪くなるとか、大人がそれで精神的ダメージを受けた、なんて問題ですらない。わけのわからない見栄だけのはなしである。それよりも、子供を守ることのほうが、千倍重要であると思う。それだけでは守りきることはできないのであるが、やらないよりはやったほうがいい。

社会性のある精神異常者に出会ったら、逃げるべきである

彼らはある意味優秀なので、立ち向かったら、まず勝てない。麻原彰晃が逮捕される前に、様々な隠蔽工作をやっていたことを思い出すとわかりやすい。坂本弁護士一家を殺害して、数年間隠し通していたではないか。あの事件に関して言えば、もしサリン事件を彼らが犯さなければ、現在でも迷宮入していた可能性が高いと思う。唯一のソリューションは逃げることである。

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