なぜ、日本の米は高いのか?既得権の維持のため。

既得権者利益

アメリカは飛行機で種まきをし、日本は1本づつ機械で植える

日本の米は高い。世界で一番値段が高い。わかりやすいのはうどんとの比較である。うどんは、小麦粉から加工してできた食品であり、米は加工品ではない植物である。でもスーパーで購入すると、安価なものでいえばはるかにうどんの方が安いわけである。もっと、簡単に比べるのであれば、小麦粉と米価の値段を比べれば半値以下である。なぜか?簡単である、既得権者の利権維持のためである。

飛行機で種まきしたカリフォルニア米は、国産の標準米よりははるかにうまい

米国にいき、実際にカリフォルニア米を食べたことがある人は全員知っているが、米国の米はかなりおいしいのである。日本米と比較しても、素人ではほとんどわからない。田植え機を使用せずに、飛行機で豪快に種まきをしてつくっているカリフォルニア米と、一本一本田植え機でつくる日本米の味の差はほとんどないのである。米国での農業技術も日々進化しているので、近代農業のおかげなのである。無論、日本の場合は平地が少ないから、飛行機で種まきはできないわけであるが、いくらでもいくらでも業務の簡素化は可能であるのだ。でもそんなことをしたら、農業機械メーカーの経営に大きな打撃を与えるので、やらないのである。そこは確信犯である。

日本の食料自給率をあげるべきである。そのためにも農業の効率化はとても重要である。

日本の米作農業は様々な観点から優遇されている。最大の理由は、自民党集票集団として農業関連団体が活用されているからである。国会議員という職業は、一度その座につくと年収1億円程度の利権が手に入るわけである。様々な恩恵があり、やめられなくなるわけである。彼らはその利権維持のために、全力をあげるわけである。農業関係者は義理堅いので確実に選挙には1票を入れてくれるので、彼らの利益になることだけは、全力で行うのである。ある意味個人利益を考えれば、とても合理的な行動である。そして、その他の90%以上の人にそのしわ寄せがくるわけである。

彼らは頭がよくて巧妙だから、様々な手を使うわけである

まあ、そのためだけに命をかけて人生を生きているわけで、いくらでもものすごい理屈や仕組みを考えて、自分たちの利権を維持しているわけである。原発関連業者もまったく同じ構造である。なんとかして、自分たちの利権を維持することだけが目的なので、いまだに原発が廃止されずに、維持されているのがその証拠である。どう考えても、即時廃止するしかないのに、とんでもない理屈を考えて、自分たちの利権を維持しているのだ。

彼らに勝つことは、ほぼ不可能である

日本の金正恩みたいなものなのである。日本の最高権力者は安倍首相ではない。これは断言できる。むしろ安倍さんや自民党は彼らに利用されている側面のほうが大きいと思う。個人でも、ある特定団体だけでもないからやっかいなのである。日本国家自体に既得権者を維持しようとしう気質があり、そういう感覚が支えているのである。わかりやすい話をすれば、相続税を2倍にするといった瞬間に、日本国民の8割くらいの人は反対するだろう。相続税利権という観点からは、親にある程度の財産がある子供たちのほぼすべては既得権者なのである。もし、相続税を2倍に増税して、その分を生活困窮層に分配すれば、大きな社会格差が瞬間的に是正されるわけであるが、それを大声でいう人はほとんどいない。なぜなら、自分たちの利益が減るからである。精神構造としては、農業利権も、原発利権も、相続税利権も同じなのである。

ある程度の利権維持は仕方ないと思うか、日本を改革するか?

そういわれると、すでに既得権を多く持っている人は改革には反対するわけである。結果として維持されているのが、現在の自民党を中心とした日本社会なのである。ある意味、日本国民の総意ともいえるものなのだ。他人の問題は気になるが、自分のことは目をつぶってもらいたい、それが無理なら、既得権維持も仕方がないという発想なのである。

変革には社会構造を変えないと不可能である

綺麗事でうまくいくことはありえない。「みんなが思いやりをもってやれば大丈夫である」なんていうのは、綺麗事である。おそらく資本主義経済を維持しているかぎり無理だろう。無論、共産主義的な考えが機能することもないだろう。それは歴史が証明している。よって、資本主義でもなく、共産主義でもない、まったく違う考えが必要なのである。今日現在、その考え方のなかで具現化されているものは存在しないわけで、これから誰かが考えるしかないのである。世の中には頭のいいひとがたくさんいるので、そういう課題が明確になれば、結構短い期間で新しい考えが生まれるような気がする。考えてみると、たった100年前には、蒸気機関くらいしかない社会だったのに、宇宙にまでいけるようになったわけであり、それほど難しいことではないような気がする。なぜなら、新技術ではなく、考え方なのだから。

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