アイドルの歌のほとんどは、おっさんの妄想である

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かわいい女の子の気持ちを歌った歌のほとんどは、おっさんが勝手に妄想してつくっているわけである。女の子が自分の気持ちを素直につづったものではなく、「こんな感じかな」とおっさんが考えたものを、まとめたものがほとんどなわけである。歌っているほうは、いかにも自分が考えているような顔をして、演じながら歌っているわけである。「夢を見る人形とみんな私を呼ぶの。風に吹かれ、白い風船飛んでるみたいと」これは、伊藤つかさの少女人形という歌の冒頭である。なんか笑ってしまうわけである。当時は、まさに彼女がそういうことを考えているのだなあと勝手に妄想していたわけである。令和の現在は、さすがにこれではリアリティがないので、だいぶ切り口は変わっているが、本質的には何もかわっていないわけである。実際に自分が本当に考えている気持ちを表せるようになる年齢は20歳をこえてからだろう。それまでは、どうしても自分の気持ちを表現するほど、成熟していないものである。秋元康先生は、そういう妄想好きなおっさんの頂点に存在しているわけである。現代のアイドルファンは2タイプあって、純粋に彼女たちのイメージが実態であると信じているかつての私のようなタイプと、それは全部理解した上で、自分の役割をまっとうしてがんばっているアイドルを応援するタイプである。前者が普通のファンで、後者がオタク的ファンなのかもしれない。そういう意味では私はオタクではないと思う。

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