トランプでも触れられないことがある。知るのはいいが、あばいてはいけないことがある。

事件の深読み

結局JFK暗殺情報を公開しなかった理由

ジョン・F・ケネディ元大統領暗殺の真犯人が、当時の副大統領であるジョンソンのクーデターであるということを、アメリカ人の識者で知らない人は存在しないと思う。映画にもなっているくらいであり、常識のようなものである。大統領になったトランプは、「JFK暗殺の情報を公開する」といっていたのに、直前になったキャンセルしたのは記憶に新しい。公開できない理由があったから、公開しなかったのである。事実を知ることは問題ないが、それを何かの行動につながるようなことはしてはいけないということなのである。もし、トランプがそれを強行したとすれば、彼は殺されていたのだと思う。だから、途中でやめたのである。懸命な判断である。

日本で言えば、日航機墜落事件の真相は同じだと思う。

日本航空墜落事件の原因はボーイング社の修理ミスが原因ということになっているが、YouTubeやネットなどには、その真相についての記述が数え切れないくらいある。ようは、自衛隊が間違ってミサイルを発射して、それが誤って日航機に命中してしまったという話である。海外でも同様の事故は何回か起きていて、特別珍しい事件でもないのだ。でも、この事件は決して公式に政府が認めることはないだろう。何があっても。逆にいうと、具体的な行動に移さないのであれば、なにをしてもいいわけである。無視できる状況であれば、政府は無視をし続けるのである。日本の場合、元総理大臣経験者が絶対的な権力者であるとは限らない。ロッキード事件で、事実上政治生命を失ってしまった田中角栄はそのいい例である。ここが重要なのであるが、理由はともかくとして、大事件にはあばいてもいい事件と、あばいてはいけない事件が存在するのである。

モリカケ事件は、モリはNGだが、カケはOKかもしれない。

安倍首相が最近起こしたスキャンダルで、モリカケ問題というのがあって、この2つをまとめてくくっているが、おそらくであるが、加計学園の問題が将来的に明らかになることはあっても、森友学園の問題は、絶対に公に歯ならないと思う。なぜなら、加計学園の問題は単なる汚職の問題であるが、森友問題には同和問題がからんでいるからである。これは日本におけるアンタッチャブルな問題であり、当局が何があっても隠蔽し続けようとするからである。誰も自分の命をかけてまでやろうとはしないわけであるし、仮に自分の命をかけても公にはならないからである。それくらいの力は国家権力が持っているのである。おそらく、具体的な〇〇さんという存在ではなく、複数の官僚たちに、文書ではなく、口頭で引き継がれていることなのだろうと推測できる。不文律である。

世の中に、触れたら殺されてしまう問題が存在しているのは、ある意味普通のことである

社会秩序を維持するということは、それほど簡単なことではない。綺麗事だけでは国家を運営することはできないわけである。下手なことをすると、米国の大統領であっても殺されてしまうわけである。つまり、全ての人が国家権力に殺されてしまう可能性があるのである。別の見方をすると、日本航空墜落の真相が明らかになって日本がよくなるのかというと、必ずしもそうではないと思う。なんでもかんでも公開してしまうということは、外国にも日本の情報が垂れ流しにされるわけで、そうなったら国家としての機能はほぼ麻痺してしまうわけである。ゆえに、政治家の責任はとても大きいものがあり、問題が起きた時に最善の選択ができる人物でないといけないのである。その瞬間に、民間人数百人を殺すのか、それとも彼らを助けて、そのあとの難題に立ち向かうのか、決断をするわけである。そんなことで、ビビるような人間は政治家や官僚などやめたほうがいいと思う。

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