アメリカの海岸で黒人の小学生とサーフィンをした思い出

楽しいアメリカ生活

カリフォルニアに住んでいた時、海岸まで車で15分くらいの場所だったので、サーフィンをやっていた

ロスアンゼルスのトーランスのそばで、私は暇な時に海に行き、サーフィンをしていた。ほとんど人のいない海岸で、どんなに混んでいても7〜8人くらいしかいないような場所だった。特別いいサーフスポットというわけでもなく、単に自宅から近いからいっていただけの場所である。

当時私は35歳だった。彼は小2か小3くらいだった

私が波待ちで、海の上でサーフィンに乗っかっていると、おそらく近所に住んでいる黒人の男の子が私のそばに寄ってきたのだ。

「よう、こんにちは?どうだい波は?」

「あんまりよくないね。今日は風がないからね」

「そうだね、一昨日はいい波がきたよ」

「ほんとう?」

たわいのない会話なのであるが、日本で35歳のおっさんと、小学生がこういう会話をすることは、100%ありえないわけである。もし、子供の方が馴れ馴れしく話してきたら、こっちもなんか腹がたつだろうし、そういう場合には普通の子供だったら、ある程度敬語をつかうだろう。でも、英語にはそもそも敬語が存在しないから、そういう問題は一切発生しないのである。

彼と私は完全に対等であり、初めての感覚がとても心地よかった

日本の大企業に長期間いる人は全員知っているが、相手の入社年次を確認して、敬語かタメ口を聞くのを確認する人が、以上にたくさん存在しているわけである。全員敬語で話せば解決するのかもしれないが、まあ日本独特の文化なのである。別にこれは悪いとは思わないが、それまでの日本での人生で一度も経験したことのない体験だったのである。

大学院でも同じような体験をしまくった

アメリカ人は、子供であろうが、おじいさんであろうが、対等なのである。これは実際に向こうで生活しないと体感的にはなかなかわからないことである。私は大学院に通っていたのであるが、おじいさんもいれば、大学を出たばかりの若いやつもいたわけで、彼らが本当に対等であることに、少なからずおどろいたものである。

若いということで、対応を変えることはなくなった

アメリカで生活して一番変わったのはここだと思う。私の中では、赤ちゃんも、おじいさんも対等なのである。日本のルールがあるから、敬語等は尊重しているわけであるが、小学生の息子の友達であったも、大人への対応と基本的にまったく同じにするようになった。これはとてもいいことだと思う。

私より年上には敬語を使うが、若い人間を見下したりは絶対にしない

これは自分の中で決めていることなのであるが、私よりも年上の人に対しては、日本のルールで対応するようにしている。でも、年下に対しては、アメリカンで対応するようにしている。私は私の父のことを尊敬しているが、とても嫌いなことがあった。それは、若い男性に対して本人がいないところでは「あの坊や」というところである。自分はそれなりに偉い人なのかもしれないが、あれは本当によくないと思っていた。生まれた順番だけで、上とか下とかは、私はおかしいと思う。まあ、日本文化はそれとして、尊重してはいるが、この点はアメリカのほうが好きなのである。なぜなら、私の気分がよくなるからである。

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