ハリケーンテルの話(昔の名ボクサー)

スポーツ

本名:照喜名(てるきな)俊三、沖縄出身のボクサー

15歳くらいのころ、私はボクシングジムに通っていたくらい、ボクシングが大好きだった。

当時の日本バンタム級チャンピオンである。

日本では不動のチャンピオンであり、数多くの名試合を行った名ボクサーである。

リングネームも、すごいかっこいいと思う。

ハリケーンは、19年間刑務所に服役し無罪を勝ち取ったボクサー

ルービン・ハリケーン・カーターからとったという。

デンゼルワシントン主演の映画ができたのは最近のことであるが、

当時そういう事実を知っていたというだけもかなりの

ボクシングマニアだったのである。

沖縄の長い苗字で、ハリケーン照喜名とするよりも、

省略して「テル」のほうが10倍かっこいいと思う。

すごい好きなリングネームである。

世界タイトル挑戦の時に、突然改名したのである。

ハリケーンテルは、負けてしまったが、一度だけ世界タイトルに挑戦したのである。

名チャンピオンである、メキシコのルペピントールに挑戦したのである。

当日の新聞を見てびっくりしたのであるが、リングネームが

「ハリケーン照」となっていたのである。

「なんだこの名前は?」私だけでなく、ボクシングファンはすべて

びっくりしたのである。超カッコ悪いと思ったわけである。

これでは、「はりけーんしょう」である。

テレビ局の都合:ハリケーンテル対ルペピントールだと、外国人同士の戦いだと思われて視聴率が稼げないから

だとすれば、まだ本名の照喜名俊三にすればいいと思う。ハリケーン照だと、むしろ、

中国人ボクサーのリングネームのような感じである。

ハリケーンテルだと外国人で、だとしたらそんな試合は見ないなんて人が

一体何人存在するのだろうか?私の想像では、この名前に変えさせたTBSの担当者

1名だけだと思う。

まあ、なんとなく理由はわかるが、一世一代の晴れ舞台で、こんな理由で、

こんな変なリングネームに強制的に変更させられた、ハリケーンテルも

本当にかわいそうである。

試合は、名王者相手に善戦したのであるが、負けてしまった。

軽量級でも最も世界で層の厚いバンタム級でなければ、世界チャンピオンになる

実力は持っていたと思う。

記憶に残る最高の試合は、当時世界ランカーだった磯上修一を

1RでKO勝ちした試合である。

再戦では負けてしまったが、当時日本トップクラスの磯上を1Rノックアウトの衝撃は

忘れられない。

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