金融に関して、私が知っていること

既得権者利益

お金についての常識を高校まで教えてもらえない。大学でも困難。

我々の社会は金融経済抜きで語ることはできないのに、学校では一切金融に関することを学ぶことはない。私は経済学部を卒業したのであるが、経済学部でさえ、金融に関して正確な知識を教えてくれなかった。結局、自力で学習してなんとか身につけざるとえなかったわけである。おそらく金融に関して正確な知識を持っている人は、世の中では少数である。批判をおそれずにいえば、金融関係の企業に勤めている人にしても、自分の業務に関しては詳しいかもしれないが、金融全体に関して正確な知識をもっている人は少ないと思う。理由は様々であるが、私の見解は、多くの人が金融に関する正確な知識を持つことが為政者にとって都合が悪いからであると思う。自分たちだけで、専門知識を独占することができれば、自分たちだけが儲かるからである。ものすごい努力をして、金融に関する正確な情報を隠してきているのである。

日本国家は大借金を背負っているという大嘘

多くの自民党国会議員をはじめ、官僚たちは、政府の借金は天文学的な数字になっていて、増税しなければ国家が破綻するといって煽っていて、最近では消費税を10%にあげたわけである。これは明らかに間違っている。日本が対外的に借金をしているのであるば、それは問題であるが、日本の対外収支は黒字である。米国の国債などを大量に保有しており、借金はないわけである。政府が借金といっているものは、日本国内に限定する日本円ベースのものであり、これは日本国内で完結するものなので、借金とはいえないものなのである。日本政府が日本国内にある日本の機関投資家に円ベースで貸しているものなので、借金していることになっているが、債権者は日本人が円ベースで持っているものなので、むしろそれは資産なのである。

日本政府の借金を払うのは簡単。

では日本政府が抱える借金をどのように払うのか、その方法は簡単である。1000兆円と書いた紙幣を日銀の金庫にいれ、日銀の端末で1000兆円を入金すれば、ジエンドである。一瞬で1000兆円の借金が消えるわけである。考えてみるとわかるが、日本は金本位制でも米本位制でもないのである。お金というものは、紙切れであり、(現在は電子化されていて紙切れでさえない)昔のようの金(きん)などに変換する必要がないからである。ありていにいえば、日本の借金問題は何の問題もないのである。ギリシャが破綻したのは、自国通貨での借金ではなく、ユーロベースで対外的に借りていたものが返せなくなったので破綻したので、状況は180度異なるのである。

供給量が増えすぎるとインフレになる

自国が発行する通貨を無限に出してしまえば、インフレが起きてしまうのは必然である。例えば、日本の全国民全員に1億円を渡したとすれば、多くの人は購入できる限りのものを購入し、世の中から商品はほとんど消えてしまい、同時にとんでもないインフレが起きて、おそらくコーラ1本が1000万円くらいになると思う。これは通貨供給量があまりにも増えすぎたから起きるわけである。こういうことは無意味であるから、やる必要はないわけであるが、現在のようなデフレの状況においては、通貨供給量を増やすだけで簡単にインフレは起きるのである。

もっとも簡単なデフレ脱却方法は減税である

今の日本はデフレなので、はやくゆるやかなインフレになったほうがいいわけで、政府も「デフレ脱却」をいっているのに、消費税増税をするのは真逆の施策である。これは、本来はやるべきではないが、そのほうが財務官僚や自民党議員にとって有利なので、実施されたわけである。官僚の天下り先をつくるのに便利だから、彼らが自分たちの利益のために行った手法なのである。現在の法律では、先ほど私がいった、日銀に1000兆円と書いた紙を金庫に入れて、借金をなくす方法ができないのだ。法改正が必要なので、それをやるのが大変なので、現在できる方法で天下り先を増やすのに非効率だったからである。そんな理由で増税されたのが真実である。まあ、多くの国民が金融に関する知識がないから、うまくそれを利用したわけである。

金融のタブーとは何なのか?

信用創造という方法が、現代金融の基礎であると思う。簡単にいえば、お札という実態がなくても、それ以上のお金を貸してしまう方法である。わかりやすく言えば、100万円を誰かが銀行にあずけたら、その何倍かの額を銀行が他の金融機関や個人に貸し付けていくことである。個人レベルでいえば、犯罪のようなことかもしれないが、日本に存在する銀行で、行っていないところは皆無である。無論、無限に貸し付けていいわけではなく、法律により一定のしばりはあるのであるが、その範囲内であれば貸し付けていいわけである。この信用創造のメカニズムを理解していない人は多数存在していると思う。私は大学の授業で習ったが、その時はなんだかよくわからなかったものである。社会人になってしばらくしてから、本当の意味で理解できたような気がする。

お金は社会の血液であり、循環させることがとても大切

よく「無駄遣いはよくない」「お金をためよう」というようなことをいわれるが、本当にそれで正しいことなのだろうか?タンス預金のように、お金を使用せずにただ貯めておく人は多数存在するが、それは血液でいえば、詰まって血栓ができているような状態なのである。きっちりと循環させて、投資すべきところにお金を使うことによって経済は活性化されるのである。贅沢品ばかりを購入し、散財することはよくないことなのかもしれないが、伸びそうな企業の株を購入したり、子供の教育に投資したり、自分自身の向上のために投資することはとても大事なことである。お金を使わないことが美徳のように考えている人がいるが、間違っている。お金は使ってこそ、価値が生まれるものであり、使用しなければいけないのである。

通貨供給量を調整することが日銀の役割なのに・・・・

日本銀行の役割は通貨供給量を調整することなのに、彼らは機能していないのである。現在の法律下でできる限りのことをやっていて、量的緩和などの施策を実施しても、デフレが回復していないという現実を見れば、彼らが役割を果たしていないことが明白なわけである。担当者の能力がないというよりも、それ以外の多くの理由があると考えたほうがいいと思う。現状の法では改革できないのである。そのことをしっかりしている人を中心に、まずが法整備の変更を行い、実行するより方法はないのである。でも現状でそれをたろうとする自民党関係者は少数である。既得権が失われるからである。そういう理由だけで、変革が行われないのである。

日本の最大の問題:既得権者が強すぎる

金融だけではないが、日本における最大の問題は、既得権者利益があまりにも強すぎるということである。とんでもなく強いのである。日本の既得権者はすっぽんのように、一度つかんだ既得権は死んでも離さないという人がとても多いのである。多くの日本人は、自分の既得権だけは維持した上で、他人の既得権を剥がそうとするわけである。これはうまくいくはずはない。よって、なあなあになってしまうのである。それで取りやすそうな若者や弱者などから、もともと少ない利権をさらに奪っていくようにするのである。

自分が死んだ後のことはどうでもいいと考えている人が多い

既得権者の特徴としては、自分の死後のことはどうでもいいと考えている場合が多いというのがある。刹那的に生きているのである。自分の子供や孫の世代や、その先の世代がどうなるかということを考えていないのだ。自分の肉親だけがよければいいと思っている人も多い。深く考えれば、国民全体、社会全体で成長していかない限り、真の幸福はつかめないという当たり前のことを理解しようとしないのである。「そんなのは夢物語だ」とか思っているのである。自分だけ助かって、周りの人間が死んでしまえば、遅かれ早かれ、自分だってダメになるということを理解していないのだ。最初から理想的な状況になることはありえないが、すべての人が幸せになるというゴールイメージを持たないで、ゴールにいきつくことはありえないのだ。例えば、オリンピックの金メダリストは、全員「金メダルをとる」という強い意思を持っていたわけである。「銅メダルくらいでいいや」と思って、「適当にやっていたら結果的に金メダルがとれちゃいました。ラッキーです」なんて人はいないはずである。すべての人が幸せになるゴールイメージを持って進めていかないといけないのだ。でも、多くの官僚は、口ではきれいごとをいいながら、自分と身内のためだけにやっているものである。こういう輩とは、戦わないといけないと思う。

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