資本主義はいずれ滅びるが、現在は資本主義社会である

資本主義は人類の発展に大きく寄与してきたと思う。この仕組みがなければ、現在のように社会が発展することもなかったであろうことは事実だと思う。でも、この仕組みが永遠に維持できることはないと考えるのが当たり前である。というよりも、もうすでに限界が見えてきているからだ。資本主義経済は拡大成長しないと発展しないわけであるから、無限に人口が増え続けない限り、いずれ破綻するのである。なぜなら、地球という星は有限だから。現在世界にいる人口は70億人であるが、これでも多すぎると思う。現在の調子で増え続けると、数十年後には100億人を突破するわけで、それでジエンドである。100億人を養うための農作地もなくなるわけだ。それが仮に150億になったとしても同じことである。時間の問題である。要は資本主義に代わる新しい仕組みが必要なのに、誰もそれを作ろうとさえしないわけである。それは大きな問題なのであるが、いずれにしても現在は資本主義なので、ミクロ的に一個人は金を稼がないと生きていけないわけである。よって、なんとかして金を稼いで生きていく術を身につけなければいけないのである。そこを無視して理想に向かっていっても、ドン・キホーテである。マーチンルーサーキングは、人種差別のない社会を望んで、暗殺された。彼が生きている時に、差別はなくならなかったが、数十年後には米国で黒人の大統領が誕生したわけである。彼の思いは現実化したのだ。このように、理想を実現するためには一定の時間がかかるわけである。つまり、資本主義はしばらくは継続するのである。その間は、資本主義流儀で生きていき、社会が変わったら、柔軟に対応することが重要である。日本という社会が変化するためには、原爆投下という大きな劇薬が必要だったわけである。そして、結果として日本社会は大きく変化して、現在のような形になったわけである。いずれ日本社会には、当時の原爆投下のような大きな衝撃が起きると思う。その時には有無も言わさず変化が起きるわけだ。できればソフトランディングがいいわけであるが、歴史をみると、ソフトランディングで大きく社会が変化した例はほとんどないわけである。二枚舌というかなんというか、これから起きる大きな変化に備えながら、現在の資本主義社会でがんばるというのが唯一の道だと思う。資本主義社会には問題点も多いが、現在では相対的に一番マシなシステムであると思う。でももっといい仕組みがあるはずである。固定電話がスマホに代ったように、そのうち新しい仕組みができると思う。

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