天皇制はいつかは終わる

政治の裏側

人類の歴史を見ると、永遠に継続する体制は存在していないことがわかる。我が国の天皇制は相対的に結構長い期間存続しているわけであるが、これが人類史上最初の永遠に継続する体制になる可能性は低いと思う。第二次大戦後に終了する可能性があったわけであるが、米国政府の判断で、「天皇制を維持したほうが日本を支配するのに便利である」と考えて、それが現在も継続しているだけのはなしである。ゆえに、現在日本を支配している米国が、「天皇制をなくしたほうがいいな」と思ったら、すぐになくなってしまう運命なのである。現状では、彼らのメリットのほうが大きいので継続しているわけである。結構シンプルな話である。そうはいっても、天皇制はとてもいいシステムであると思う。他の国家と比較してみると日本の皇室システムは国家支配者にとって、優れたシステムであり、それゆえに現在まで継続してきたのだということに気づく。政治体制と国家支配を形式的に分けることはメリットが大きいのだ。政治的支配者は、新しい支配システムを作る必要がなく、天皇制を利用すればいいわけで、国家支配の手間が大幅に省けるのである。現在の日本にしても、相対的に見てそんなにひどい国ではないと思うからである。無論理想的であるとは思わないが、国家として比較してみると、米国と日本はどちらのほうがいいとはいえないが、生活するだけなら日本のほうが住みやすいと思う。(私は米国に3年住んでいた)でもそれは、よく考えてみると、天皇制とはあまり関係ないことである。現在のような国に日本がなった理由の多くが天皇制に合ったことは否定できないが、これから発展していくために必ずしも必要とは限らないからである。固定電話が携帯になり、スマホになったように、よりよい新しい仕組みができればそっちを選ぶほうが望ましいわけである。でも、現在は天皇制に代わりうる新しい制度は存在しないと思うのである。米国のような大統領制にして、皇室を廃止しても、あまりうまく機能しないだろう。韓国はそういう風になっているが、全然うまくいってはいないではないか。現状では継続することが最も現実的な選択肢だと思う。何が何でも絶対に守らなければいけないものではなく、よりよいものが出てきたら、それにとって代わることが必要だと思う。

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