なぜ、ジャニーズ事務所をやめることだけを「退所」というのか?

芸能人(芸人)タレント

元スマップの中居くんや、最近では長瀬智也が、株式会社ジャニーズ事務所をやめることを、マスコミは、「退所」という表現をする。例えば同じ大手のタレント事務所である、株式会社研音をだれかがやめても、「退所」ということはないだろう。普通に「退社」というはずである。大手マスコミがすべてこの表現を使用していることには、明確な理由があるからである。それは何かというと、ジャニーズ事務所によるかなり強烈なマスコミコントロールの踏み絵なのだ。最近、創業者のジャニー喜多川さんが亡くなってしまったが、マスコミの世界でジャニーズ事務所は絶対的な権力者だからである。同事務所をやめてしまった田原俊彦や、光GENJIの元メンバーなどが、芸能界からほぼ干されてしまったことを見ても、彼らの力は甚大なのである。ようは、ジャニーズ事務所が「当社のタレントが事務所をやめる時には、『退所』という言葉を使用しなさい」とマスコミに指導していて、それに従っているのである。正直どうでもいいような話だと思えるが、そうではない。彼らの意思に反することをやっているマスコミを締め出すために行っているのである。定期的に犬のしつけをするような感じである。「退所」という表現自体が重要なのではなく、こちらの命令に従ったかどうかということが重要なのである。相対的にジャニーズ事務所の力は弱まっているので、現状で「退所」を「退社」と書いたところで、何も問題は起こらないだろう。でも、マスコミにしても、いまさらそんなことを変えても意味がないので変えないというよりは、思考回路が麻痺しているので、それさえ考えていないわけである。文法的には間違った言葉ではないのであるが、実はかなり特殊な表現であるが、すでに一般人も普通に使ってしまっているところが、かなりカルト的で日本的な話なのである。

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