なぜ、円安が円高になってきたのか?

事件の深読み

コロナウイルスの問題が発生した当初は円安だったのに、この一週間で為替は円高に振れている。3月6日時点では105円程度までになった。先週は110円くらいだったので、かなり急激な円高である。これは私なりに解釈すると、先週まではコロナウイルス問題は、日本、中国などのアジアの問題であると世界経済は認識していたので、円が安くなっていたのであるが、現在では世界問題に発展したからである。どういうことかというと、アジアの問題であれば相対的に日本の円は安くなるが、世界中の問題として扱われれば、相対的に日本の価値が上昇するからである。これで確定したのが、東京五輪を7月に日本で開催する可能性は完全になくなったことである。世界的な問題が起きているのに、できるわけがないからである。株式市場は頭がいいので、すぐにこの状況を株価に織り込むはずである。つまり、日経平均株価はさらに暴落するわけである。下手な小細工をすると、落ち幅は半端でなくなるので、政府は早めに手を打つべきである。「オリンピックなんかやっている場合ではありません」と高らかに宣言し、具体的な対策を講じれば、株価はそんなに下がらないはずである。でもそれは無理だろう。引っ張るだけ引っ張って、ギリギリで中止か延期ということになるはずで、その時日経平均株価は10000円を割るのではないかと思う。それくらいの状況になるだろう。ここは政治家の力量がわかる場面だ。この局面を乗り切れば、安倍さんは歴史に残る宰相になる。がんばってほしい。

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