現在の世界が抱える最大の問題が明らかになった

コロナウイルスによって、現代社会(世界)が抱える最大の問題が明らかになった。それは、経済が拡大しないといけないということである。コロナウイルスで人が死んでいまうことを問題視している人は実は少ないのだ。それよりもそのことが原因で、経済が停滞することに、多くの人は問題視しているのである。命よりも、経済のほうが大事だと多くの人が考えているのである。産業革命以降、資本主義制度は大きな成果をあげてきたといっていいと思う。蒸気機関からエンジンをつくり、そして通信網の整備まで、資本主義経済というシステムがなければ、実現できなかったことばかりであると思う。でも、現代社会ではすでに機能していないのである。資本主義に対抗してできた、共産主義という思想は、資本主義以上に問題があり、ソ連の崩壊を見るまでもなく、無残に消えてしまったわけである。相対的に、資本主義のほうがマシであるが、その資本主義でも解決できない問題が顕著になってきたのである。資本主義は拡大し続けていかないと発展しないので、今回の騒動のようなものが起き発展が滞ると、一気に多くの問題を引き起こすのである。仮に、問題なく発展し続けたとしても、地球というキャパが有限なため、どこかで破綻することは明白なのである。まあネズミ講と同じなのである。経済が停滞することが問題であるのだから、そもそも停滞が起きないシステムを考えればいいだけの話なのである。もしかしたら、お金というものが必要ないものなのかもしれない。かといって物々交換がいいとは思わないので、既存の概念にない、まったく新しいシステムが必要な気がする。考えてみるとわかるが、もし経済の停滞問題がなかったとすると、コロナウイルスの問題はちょっと長めの台風みたいなものである。必ず一定の期間がすぎれば納まるものだからである。人類にとって一番大切なものは何なのか?おそらく愛だと思う。やさしさということなのかもしれない。現在の経済システムでは、愛をカウントしたり、評価したりするシステムはいっさいない。もし、愛が最大の価値基準であるとすれば、人類の危機は、経済やウイルスではなくて、愛がなくなった時にのみ起きることになる。貧乏になっても、みんなで分かち合う気持ちがあれば、気分はとても幸福だと思う。日本と比べて北朝鮮がそんなに悪い国に思えないのは、特権階級以外のほぼすべてのひとが平等で助け合って生きているように見えるからである。トイレットペーパーや、マスクを奪い合う姿には、愛を感じない。自分の身の回りの人を助けることは大事であるが、そのために他人を犠牲にしていいのだろうか。合理性で考えればそうなるが、なんか違うと思う。人類は奴隷をつくり支配者層だけが楽をする社会をつくりあげてきた。この考え方は、巧妙にすり替えられているが、現在もほぼすべての国家で行われている思想である。もう限界なのだ。本当の意味で、すべての人が助け合い、愛し合える社会をつくる時がきたのだと思う。そういう意味ではコロナウイルスの問題は、とてもいい出来事なのかもしれない。

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