背の高いメリットはスポーツだけ

日常の出来事

特に男性は背が高いほうが有利であるように感じるわけであるが、よく考えてみると、背が高いことのメリットは意外に低いことがわかる。原始時代、大きな獣と戦う時には、こちらの身体が大きいほうが明らかに有利であったわけである。例えばヒグマと戦う時に、こっち側が大きいほうがどう考えても有利である。肉弾戦なのであるから。そういうわけで、人間の身体というのはどんどん大きく進化していったわけである。戦争の時だって、昔は人と人との戦いだから、これも大きな身体のほうが有利だったわけである。そして現代になり、状況は一変したわけである。様々な機材が開発されることにより、人間がその肉体を使用する場面はどんどん減っているわけである。まったく無意味ということではないが、現場レベルの仕事であってもほとんどがオペレーションであり、重い荷物を担ぐような場面はどんどん減っているわけである。現代のような状況で背の高さが有利な場面があるとすれば、スポーツくらいである。バスケットなどは2メートル以上の身長がないと活躍できないし、大相撲の力士の平均体重は140キロくらいである。スポーツに関しては、身体的な有利というのは存在するが、それ以外ではほとんどないのである。女子の立場からみると、「背の高いほうがかっこいい」と思っている人もいるとは思うが、それはかつて肉体依存で数十万年生きてきた歴史の名残である。スポーツ以外では役に立つ場面はあまりないのである。生物は合理的に進化していくものである。つまり、近未来的には人間の身体は小さくなるほうに進化していくと考えるのが合理的であると思う。よく映画の中で、未来人とか宇宙人が出てくると、頭が大きくて、手足が細く小さいタイプで描かれる場合が多いが、あれは合理的に進化した結果なのかもしれない。これから人類はどんどん小さくなっていくと思う。

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