誰もスポーツに興味がなくなった今日この頃

政治の裏側

例年であれば、プロ野球が開幕し、スポーツ新聞では連日、プロ野球の話題で満載のころである。米国でもバスケも野球も中止され、ゴルフの全英オープンも中止されるという。そういうニュースさえ、何とも思わなくなってしまっている日常である。仮に来年から今まで通りにスポーツが開催されたとしても、今までのようなモチベーションで熱狂してスポーツ観戦をする人は少数になってしまうはずだ。そう多くの人は気づいたのである。スポーツ観戦は暇つぶしであるということに。何の代わりの暇つぶしかというと戦争なのである。人間とは好戦的な生き物で、その歴史のほとんどを戦争に費やしてきた生き物なのである。ゆえに常に戦っていないと落ち着かないわけである。第二次世界大戦が終了してから数十年、大きな戦争はなかったから、人々の関心は戦争からスポーツにシフトして、胡麻化していたのである。ちょうど、かごの中のネズミが回し車の上を走り続けるように。今回のコロナウイルスの問題は、第三次世界大戦といっても過言ではない。世界中の国家が、ウイルスという目に見えない敵と戦争をしているわけである。しかも、はじまったばかりである。こんな時に、疑似戦争であるスポーツなんかに興味を持つわけなどないのである。ついでにいえば、我々の社会には数多くの大きな問題があることに気づいたわけである。やるべきことは死ぬほどあるのに、関係ないことばかりをやっていたことに多くの人は気づいたのである。島国の日本は、海外からの貨物船が到着しなくなったらすぐに食料不足になるのである。食料自給率が50%を切っているということは、食べ物の半分以上がなくなるわけである。紙製品も同じである。原料であるパルプは国内にはほとんどないのだ。海外からの輸入が9割以上である。紙だってなくなってしまうわけである。原油が来なくなれば電気さえ使用することはできなくなる。否応なしに、原子力発電を使用せざるをえない状況になるかもしれないのだ。資本主義経済の理論でいえば、これから多くの企業が倒産するわけである。内部留保のない企業はいくら補助金をもらったところで時間の問題で破綻する。テレビCMもどんどん減っていくわけである。トイレットペーパーをみればわかる。必要なものは広告などなくても売れるわけである。必要ないものを買う人はいなくなる。日本中にあるタピオカドリンクの店の90%は1年以内に消滅するだろう。スポーツというものは、平和な時代に他にやることがなくなった人が時間つぶしで観戦するものである。様々な問題に気づいた人類は、これからとんでもなく忙しくなり、スポーツなんかを見ている暇がなくなるのだ。ゆえにスポーツ産業は今度衰退していくだろう。少なくとも10年くらいは。

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