チャンスはピンチの時にしか来ない

日常の出来事

歴史を紐解くとよくわかる。織田信長が日本史上最大の偉人になったきっかけは、桶狭間の戦いである。まず勝てるはずのないといわれた今川義元を討ち取ったことにより、そこから天下統一への道が開かれたわけである。9割9分負けるといわれた大ピンチがあったから、その後の成功があったわけである。順風満帆にすべて動いている時に大きなチャンスなど来るわけもないのだ。来たとしても、見過ごしてしまうものである。苦しくて困難な状況だからこそ、目を皿のようにして、普段では気づかないような小さいことにまで気を配るからこそ、大きなチャンスを掴むことができるのである。作家の中には締め切りのギリギリまでわざと書かない人が多数存在する。あれは追い込まれると普段出ない力で出ることを経験値として知っているからである。決して無精ではないのである。第二次大戦後の焼け野原がなかったら、パナソニックも、ソニーも、ホンダも生まれてはいないわけである。敗戦という大きな転機があったから、コネもない、実績もない人間が作った企業が世界レベルになったわけである。幸いに今回のコロナ問題は、第二次大戦の敗戦以来の大きな社会変革の事件になりそうである。今までの利権に縛りついている連中にとっては地獄であるが、やる気のある人間にとっては天国である。なんでもありだからだ。私は日経平均株価が5000円程度まで下がると読んでいる。民主党政権の時の日経平均株価は8000円程度だったので、それよりは下がると思うからである。もしかしたら7000円くらいで止まるかもしれないが、どっちにしても大差ないわけだ。なんとなく感じるのは日本における土地本位制は終了すると思う。銀行から融資を受ける時に、土地を担保にする制度であるが、これはかなり異常である。企業に金を貸すのであれば、その事業の将来性に賭けるのが筋であり、その企業が所有している土地に賭けるなんて馬鹿げているからである。これを多くの日本人は当然のことと思っているが、そうではない。かなり特殊な話である。都心の土地の価格は大幅に下落し、多くの金融機関と不動産関連業者は日本から存在しなくなるはずである。わかりやすい例は、宅配の新聞屋さんである。かつては重要なメディアであったがネットの出現とともに衰退し、現在も継続していること自体が不思議なくらいである。これから大きく社会は変革し、しばらくは変革を拒否する人たちとの闘いが続くだろう。勝敗は明らかである。運送手段としての馬車対自動車のような戦いである。別の見方をすると、変革をするということ自体が善なのである。世の中で絶対に変わっていけないものは他人に対する愛情だけである。それ以外のすべての物事は変革しないといけないのである。

タイトルとURLをコピーしました