物価が100倍、1000倍になるハイパーインフレーションは歴史上、何回も発生している。
なんとなく、これから起きそうな予感がするのだ。
最初に、日本で起きることはないと思う。
でも、世界にあるどこかの国が、不景気なので、実態にそぐわない貨幣を過剰に印刷
するとハイパーインフレは簡単に起きるのである。
ヨーロッパはユーロで統一されているから、大丈夫であるが、アジアとかアフリカとか
がかなり危険である。
貨幣価値は相対的なものである。
世界各地でハイパーインフレが起きると、それにつれて、他の国家にもインフレの懸念が
でてくるわけである。その場合のインフレは、好景気の時に起きるインフレではなく
景気後退の中で起きる、スタグフレーションになるわけである。
ハイパースタグフレーションである。
これは相当やばい。もう金融経済自体が機能しなくなる可能性がある。
豆腐一丁が、1兆円とかになる可能性があるのだ。
値段の1兆なのか、数の1丁なのか、洒落ではなくて混乱するような状況になるかもしれない。
混乱を抑えるために、世界統一通貨になったりして。
日本にはメリットはないが、アメリカがそういえば、押し切られるだろう。
まあこれからは何でもありである。