プロスポーツ選手の収入は激減する

事件の深読み

NBAの最高年俸は4000万ドルくらいである。日本円で40億円くらいだ。メジャーリーグも同様である。バブルというか、プロスポーツ選手の収入は爆発的に上昇してきたわけである。2020年は、ほぼ普通の開催はできないわけで、単純に試合が減るだけではなく、根本的にスポーツ選手の収入は激減していくはずである。高額のプロスポーツ選手の収入を支えているのは、企業からの広告収入だからである。こんな情勢で、世界的に広告にお金を投下しようなんて企業はほとんどなくなるわけである。多くの企業が縮小し、倒産する企業も読出するわけである。広告なんかやっている場合ではなくなるのだ。トイレットペーパーやマスクのように必要なものは、何もしなくても売れていくわけで、広告の必要などないのである。誰も余分な金などないから、必要ないものを買うことなどできないので、ブランド品などは全く売れなくなるわけである。細かい話でいうと、今日4月12日に近所のスーパーに行ったら、カニが格安で売っていた。通常は高級飲食店で販売されるはずのカニが、行き場をなくしてスーパーでたたき売りさせていたのである。松坂牛なども需要がなくなってほとんど売れていないという。世界的な大不況がやってくるわけであり、スポーツなどで楽しむ余裕なんてある人はほとんど存在しなくなるのである。戦時中みたいなものだ。2021年に予定通り東京五輪が開催されても、大手のナショナルスポンサーでさえ、多額の広告費を支払えない状況になる可能性が高いわけである。企業の存続がかかってる時に、広告なんか出せるわけがないのだ。そこに代わる新たなスポンサーが現れることもないだろう。むしろ多くのスポンサーは少しでも経費を減らしたいから、中止になってもらったほうが嬉しいかもしれない。誰かが、「来年に東京五輪が延期されると、他のイベントが決まっているからうまくいかないかもしれない」とか寝言を言っている人がいた。現在予定されている2021年のイベントの99%は白紙になっているはずである。五輪以上の確率で、開催されないイベントがたくさんあるわけである。そんなことは簡単に予想できるわけである。スポーツイベントというのは、入場料、テレビの放送料金、広告料金が主な財源である。広告が激減され、それにつられて放送料金も安くなり、多少の入場料収入が入っても、高額なギャラを支払うことは不可能である。ありていにいって、スポーツ業界はマイナス50%以上の縮小になると思う。太平洋戦争中、日本においてはプロ野球は中止され、多くのプロ野球選手が徴兵され戦場に行き死んでいったわけである。伝説の大投手である澤村栄治はその代表である。コロナウイルスとの戦争では、兵隊に行くことはないが、同じような状況である。今やらなければいけないことは、ウイルスの蔓延を収束させ、苦しんでいる人々を救うことである。スポーツは平和な時代でない限り、栄えることができないものなのである。早く元のようにスポーツに熱狂できるような世界をつくるために、努力しないといけないのだ。

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