考えてみると、首都圏の鉄道会社の経営は厳しくなる

事件の深読み

不要不急の外出をしないということは、電車にも乗らなくなるわけである。

電車の売り上げの減少は半端ではないわけだ。

首都圏の鉄道は、満員電車が続くことを前提に経営をしているわけである。

もし本当に首都圏から人が減り、売り上げが減少すると予定していたような

経営はできなくなるのだ。

最近、小田急線の複々線化と地下化が完成したが、

これは首都圏のエリアが半永久的に混雑が継続することを前提に行った施策である。

考えてみるとわかるが、あんな満員電車で、おしくらまんじゅうをしているような

状態が常態化していることが問題なのだ。

平たく言えば、首都圏の人口集中化が異常ななのである。

日本全体でどんどん人口が減っているのに、首都圏だけが人口増加していることの異常性を

誰も感じないわけである。

東京五輪を開催することはその象徴である。

ようは、金もうけする人が儲かるからである。

目的はそれだけなのだ。

人々が幸福に楽しく暮らせるようになって思想はかけらもないのである。

金持ちが、より金持ちになるためだけである。

今回のコロナ騒動で、多くの人は気づき始めているはずである。

「幸福とはなにか」ということである。

幸福とは首都圏の鉄道会社を儲けさすことではない。

首都圏にたくさんの不動産を持っている人の資産を増やすことでもない。

人々が楽しく暮らすことのほうが、よっぽど重要なのである。

簡単なのは、国会と官庁と、証券取引所とを、東京以外の地方都市に移転させることである。

首都圏以外で生活する人に対して、大幅な減税を行うなんてのもいいかもしれない。

簡単に人口は都市から地方に移動していくだろう。

私は5歳のころ、杉並の浜田山の駅前には畑が広がっていて、ほんとうにのんびりしていた。

4歳まで私は秋田県の横手市に住んでいたのであるが、あっちのほうがよっぽど

都会だったのを覚えている。(同じようなものかもしれない)

ちょっと工夫すれば、本当に快適で楽しく暮らせる町ができるのだ。

今、我々は大金を使わなくても、けっこう楽しく暮らせることに気づきはじめている。

今まで普通だと思っていたことが、かなり異常だったということにも気づき始めている。

満員電車はかなり異常な状態である。

この問題の解決には、首都圏の人口集中を緩和する以外に方法はないのだ。

小池百合子は、「二階建ての電車をつくって通勤地獄を緩和する」とかいっていたが、

根本的に間違っていると思う。

太平洋戦争に負けたことによって、多くの人がそれまでの間違いに気づいたように、

コロナウイルスによって、また様々なことに気づくことができているのだ。

世の中に、偶然は何一つない。すべてが必然なのである。

それをどのように解釈するかだけで、人生も、世の中も変わっていくのである。

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