中2の次男の笑い声は、私の妹(息子の叔母)とそっくりだ

ノスタルジー

私には年子の妹がいる。

彼女とは小さいころから仲が良くいつもいっしょに遊んでいた。

私は4人兄弟で、上に姉がふたりいて、私が3番目で、その下に妹がいるという

かたちだったのだ。

上二人の姉同志と、下二人がコンビを組んでいるような感じだったのだ。

妹は物静かなタイプなのであるが、たまに壊れてしまったように

大笑いをするときがあった。

制御不能になり、笑い続けるのだ。

それが見たいので、なんとか笑わせようとするのであるが、

私が笑わせようとしたことで笑うことはほとんどないのだ。

予想もしないタイミングで笑いだすのである。

本人も恥ずかしいのだと思っているようで、大笑いする時は

なんとか抑えようとするのであるが、こらえることができずに

笑い続けるのである。

ブレーキが壊れたダンプカーのようなものだ。

スタンハンセン

中2の息子はその私の妹と同じような笑い方をするのだ。

必然的に、彼が大笑いをするたびに、私は妹を思い出すのである。

彼女はかなり離れて暮らしているので、しばらく会っていないが、

息子の笑い声を聞くと、彼女の顔が浮かんでくるのである。

妹と中2の息子は、性格は全く違うが、顔と笑い声がよく似ているのだ。

小さいころの楽しい思い出が蘇ってくるのである。

私が小学校2年生の時だった。

その日、私は分厚い電話帳を剃刀で切り刻んで遊んでいた。

切れ味があまりにもいいので興奮してしまい滅多切りにしていたのだ。

このタイプの剃刀はけっこう危険である。

妹も興奮して電話帳を滅多切りにしていたのだ。

手元が狂い、私の左の中指が切れ、ものすごい出血をしてしまった。

医者に行き、2針縫った。

50年近くたった今でも傷跡は残っている。

剃刀で切るというのはそんなに痛くはないのだ。

切った時よりも、病院で縫う時のほうが痛かった。

むしろ楽しい思い出となっているのだ。

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