渋谷で打合せがあるという話をしたら中2の息子から、
「クレープ買ってきて」と頼まれたので、渋谷の町を探したら、すべてのクレープ屋さんが
閉まっていた。本当にすべてである。まあ、人通りがないのだから仕方がない。
そこで私は原宿にいった。クレープの聖地である。
竹下通りは90%の店が閉まっていて閑散としていた。
駅のそばのクレープ屋さんはすべて閉まっていて、
「もう無理だな」と思っら、竹下通りの一番奥にあるクレープ屋さんが
ポツンと営業していた。
砂漠でオアシスを見つけたような気分になったものである。
「原宿で営業しているのは、うちの店だけなんですよ」
とかわいい店員さんがいっていたが、ここしかやっていないので
そこそこお客さんはいるようだった。私の後ろにもすぐに二人並んでいた。
時間は19時くらいだった。
やっぱりクレープは原宿である。
いつも食べる明大前の駅前で営業している店とは一味ちがうし、
100円くらい安かった。(チョコバナナ生クリームで400円)
激選区なので、むしろ価格が安いのは意外だった。
やすくてうまいので、また行こう。
誰がどう考えても、店舗の自粛などやる必要なんてないことは明白だろう。
とっとと、解除してもとどおりの町にしないことのほうが、コロナよりも
はるかに大きな問題になる。
責任回避したい人が、失敗をしないことを目的に行動すると、こうなるのだ。
独裁政権の中国のほうがはるかにマシである。