東京美々卯が潰れて、従業員が「解雇無効」の訴えについて

事件の深読み

労働者の権利は守られるべきである。簡単に解雇するなどは、言語道断である。

でも、経営者が営業を継続できないと判断した場合、

経営者の個人資産から従業員に賃金を支払ってまで営業を続ける必要はない。

固定給を貰っている従業員は、何も会社の財務状況など気にしていないから、

とにかく給料をし払ってほしいと思うわけであるが、

状況次第である。

廃業による会社都合の解雇だから、失業保険は満額支給されるわけで、

それは会社側の誠意でもあるのだ。

営業を継続するか否かの判断は経営者の判断であり、従業員のものではない。

もしどうしても営業したければ、なんとかして新オーナーを探し

もしくは自分自身がオーナーとなり、従業員ではなく経営者の道を

模索すればいいだけの話である。

せっかく労働組合があるので、組合としての仕事をしようと

誰かが考えたのであろう。それはそれで、理解できる話である。

もしかしたら、倒産ではなくて廃業なので、会社の中に余剰資金があるのかもしれない。

その一部を退職金でよこせという話なのかもしれない。

従業員はかわいそうで、経営者は悪者であるというステレオタイプの考え方は

存在する。正しい場合もあるし、間違っている場合もある。

私も美々卯には何度もいったことがあるが、本当においしかったと思う。

せっかくの看板がなくなることは惜しいが、

景気が回復したあとに、誰かがのれんを購入して、また営業を再開する

可能性はあると思う。

こんな情勢なので、営業が継続できない事情はよく理解できる。

多くの人は生きることに精一杯なのである。

それを善悪で判断することはできないが、ステレオタイプで考えないことである。

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