勉強をしないのに頭のいい人の特徴

ほとんど勉強しないのに、東大に入ってしまう人は存在する。

私の知り合いにも何人かいるが、みんなある特徴があるのだ。

1回か2回教科書を読むと、その内容がすべて頭に入ってしまうのだ。

テストの時は、その内容を思い出して書けばいいので、

100点が取れるのである。

教科書に出ていない問題は解けないが、授業で先生がそれを説明してくれていれば

頭に入っているから問題ないのである。

こういう人が家庭教師になると悲惨である。

問題を解くことはできるが、説明ができないのである。

そしてこういう能力は年齢をとともに退化していき、三十くらいになると、

ほぼなくなるのだ。

こういう人はけっこういる。

私の知る限り、いつもニコニコしている人が多い。

心から笑っているのではなく、なんか他人に受け入れてもらおうとして、

ひきつって笑っている感じである。

はっきりいって、この能力はほとんど役に立たないのだ。

役に立つ場合は、自分で何かのテーマをしっかり決めて、その道のエクスパートになる

場合である。研究者には向いているが、自分が本当に興味を持たない限り、

その能力を発揮することはないのだ。

ゆえに大企業の窓際族に多いのだ。

何人も知っている。

もしすべてのテストが、教科書ノート持ち込み自由だったら、こういう人の

能力はほとんど発揮されないのだ。

考えてみるとわかるが、実社会ではほとんどの場合、教科書ノート持ち込み自由である。

企画書を作成する時って、ほとんど誰かの真似である。でもそれで文句をいわれること

なんてないわけである。

むしろ、効果的に真似をしたほうが、いい企画書はできるものである。

暗記力があるということの意味は、ほとんどないのだ。

友人100人のメルアドと携帯番号を暗記するようなものだ。

でも、学校のテストや勉強のほとんどはそのたぐいである。

このあたりが根本的な問題なのであると思う。

頭の良さというものは、様々な知識をどのように組み合わせて応用できる力だと思う。

そのためにある程度の記憶力は必要であると思うが、それ以上に大切なことは

理解力だと思う。

なぜ、江戸幕府ができたのか?なぜ明治維新が起きたのか?なぜ日本は日露戦争に

勝利したのか?なぜ米国は日本に原爆を落としたのか?

なぜ日本は太平洋戦争で負けたのか?

そういう理由を理解することだと思う。

一回理解したことを思い出すのは簡単であるが、理解していないことを暗記しても

何の意味もないのだ。

いいくにつくろう鎌倉幕府と暗記しても何の意味もないのだ。

なぜ源頼朝が幕府をつくったのか?なぜ弟の義経を殺したのか?

その理由を理解することなのである。

よく「頭がよくなりたい」という人がいるが、そんな時間があるなら本を読んだほうが

いいと思う。新しい知識が入れば、少なくとも今よりは選択肢が増えるから、

少しは頭がよくなるはずである。

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