コロナ騒動がなければ、山本が勝っていたと思う。何が幸いするかわからない。
コロナ騒動の自民党の失政により、相対的に小池百合子は目立ってしまったので、
支持率が上昇し、当選する可能性が高くなったわけである。
山本太郎は得意の演説会自体を開催できないのだから、勝てる要素は少ない。
今回の山本太郎の出馬の目的は都知事になることではない。
れいわ新撰組のいい宣伝が大きな目的だろう。
いずれにしても供託金を没収される可能性はないので、
1円もかけずに、宣伝ができるのだから、出ない理由はないわけである。
熊本県副知事の人も、300万円の供託金は没収されるかもしれないが、
どうせ次の衆議院選挙で、東京のどこかの選挙区から立候補するのだと思う。
どのエリアで自分の人気が高く、相手候補を見定めながら、うまく
当選できそうなエリアを探すための、調査立候補であろう。
まあ合法なので、文句をいう筋合いもない。
最近の流行である。
これを流行させたのは、N国党の立花孝志さんである。
この選挙制度に、かなり問題があることは明白なので、なんらかの対応は必要
だとは思う。
それでも山本太郎が当選する可能性は0ではないと思う。
来週くらいに、小池百合子の大スキャンダルがマスコミに出れば、一気に
情勢は変わるかもしれない。
学歴詐称問題はたいしたことがないと思う。
それを超える、大スキャンダルがでないと難しいだろう。
山本太郎が都知事になれば、東京も少しはよくなると思う。
でも今回はちょっと難しいような気がする。
考えてみるとわかるが、小池百合子はコロナ騒動以外の対応はほぼ0点である。
何も実績がないのだ。
コロナ様様であろう。ラッキーもあるかもしれないが、
自民党のアンチテーゼとしても小池百合子には、それなりの価値があることは事実である。
私の好きな言葉に、「手を出している者のみが、りんごを受け取ることができる」
というのがある。
挑戦しないかぎり、何も生まれないのだ。
がんばれ、山本太郎。
現在、世の中に存在する日本の政治家の中では、彼がダントツの一番である。